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田川管内で初の大豆採種ほの設置

更新日:2022年10月3日更新 印刷

県育成新品種の全面転換に向けて

 JAたがわ管内では、令和4年度に初めて、大豆新品種「ちくしB5号」の採種ほが設置されました。
 県が育成した「ちくしB5号」は、これまで生産されてきた「フクユタカ」と比べ早播き適性があり、粒が大きく、収量増加が期待されています。県では、栽培面積を計画的に増やしており、令和7年産には県内全面転換の予定です。
 田川普及指導センターでは、大豆の安定生産に向けて、適期播種の推進や部分浅耕一工程播種技術の普及などに取り組んできました。これらの取り組みの結果、管内での平均単収は平成27年産で10アール当り51キログラムだったものが、令和3年産は10アール当り80キログラムと県平均単収の84パーセントまで増加していきました。地域によっては、県平均を上回っているところも出てきています。この結果、産地としての信頼を得て、令和4年産から、「ちくしB5号」の採種ほが福智町に12ヘクタール、添田町に3ヘクタール設置されました。
 普及指導センターは、種子の全量合格を目指し、適期播種の推進、現地検討会、開花期審査を行ってきました。生育は順調に推移していましたが、9月19日の台風14号により倒伏が発生した際も、ほ場の速やかな排水等を指導し、被害を最小限に抑えています。今後は収穫に向けて、カメムシ類の防除等、管理指導を徹底していく予定です。
 普及指導センターでは、今後も大豆「ちくしB5号」種子の安定生産に向けた支援を継続していきます。

大豆「ちくしB5号」採種ほ
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