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スマート農業研修会を開催
更新日:2022年8月18日更新
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日射量に合わせたかん水管理の自動化
令和4年7月28日、田川地域の施設園芸農家を対象に、管内市町村やJAたがわ、田川普及指導センター等で構成する田川農業振興協議会園芸畜産部会の主催によりスマート農業研修会を開催しました。
スマート農業は、施設・機械の自動化やハウスの遠隔管理、作業記録のデジタル化、作業のアシスト機器など多岐にわたるため、まず、普及指導センターから、スマート農業の種類や機能等について説明を行いました。
その後、環境制御機器メーカーである株式会社ニッポ-の三竿氏を講師に招き、日射比例式自動かん水装置の導入について研修を行いました。
日射比例式自動潅水装置は、日射量つまり、日光の強さにより変化する作物の吸水量にあわせ、自動的にかん水量を調整する装置で、今までより効率的に水や肥料の吸収を行えるようにしたものです。講演では、日射比例式のかん水の必要性や設備導入後の効果などが紹介され、参加した生産者からは、設置費用や設置方法について具体的な質問があり、導入の検討につながっている印象でした。
普及指導センターでは、今後もスマート農業の情報発信を図り省力化と共に収量・品質の維持向上の支援を行っていきます。
