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労災保険による土地利用型農業の経営の確立
更新日:2022年2月22日更新
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水田農業経営アドバイザー派遣支援
土地利用型農業に取組む西山氏は水稲20haと小麦4haを経営する他、代かき、田植え、収穫、乾燥調製等の約40ha分を作業受託しています。
現在、家族の他に2名の臨時雇用を入れていますが、労災等の労働環境整備について、福岡県水田農業経営アドバイザー派遣事業を活用し、社会保険労務士による勉強会を開催しました。
社会保険労務士より、雇用するには労務管理(名簿、賃金台帳、出勤簿等)が重要であることや募集する場合の注意点、採用後の留意点、農作業死傷事故の発生状況、労災保険の重要性について指導を受けました。
特に、仕事上での負傷、疾病、死亡については、事業主がその労働者に補償する義務があり、事業主の費用負担は膨大な金額となりうるため、これらを補償する労災保険加入の重要性について、説明がありました。さらに、労災保険の具体的な事例紹介があり、雇用者の労災保険加入への誘導を行い加入することになりました。
普及センターでは、雇用時の労務管理徹底を呼び掛け、土地利用型農業の安定した経営確立を支援します。
