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田川普及指導センターが生産局長賞を受賞!
更新日:2020年12月18日更新
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第8回農業普及活動全国研究大会
令和2年11月19日に第8回農業普及活動全国研究大会が開催され、田川普及指導センターから事例発表した新技術で低収産地のマインドを変える 副題 部分浅耕一工程播種によるムギ類ダイズの産地振興が農林水産省生産局長賞を受賞しました。
農業普及活動全国研究大会は、より効果的に農業の課題を解決することを目的に、平成25年度から全国農業改良普及職員協議会と一般社団法人全国農業改良普及支援協会の主催により開催されているもので、全国から48事例が応募され、優秀な事例に農林水産大臣賞1点、生産局長賞2点が授与されます。
審査講評では、ムギ類ダイズの低収量地域において、適期播種指導と新技術である部分浅耕一工程播種の導入によって、収量と品質を大幅に向上することに成功したことや、悪い土地条件そのものだけでなく、それに伴うネガティブなマインドを、生産者部会の設立、客観的なデータに基づく指導、表彰事業の活用などを通じてポジティブに転換することによって、本当の意味での産地としての力を強化することができたこと、湿害や干ばつの影響を受けやすい多くの地域にとって参考となる取り組みであることが評価されました。
これからも、普及指導センターは技術を核として産地のマインドを変革し続け、関係機関と連携して地域農業の永続的な発展を支援します。

