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農事組合法人かわら夢ファームが設立
更新日:2020年1月28日更新
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水田農業の担い手として地域をけん引
令和2年1月18日(土曜日)、香春町中組区公民館で農事組合法人かわら夢ファームの設立総会が開催されました。
香春町中組地域は混住化と高齢化が進んでいます。また、水稲の単作地帯で農業所得も少なく、後継者があっても農外就業をしている家庭が多い状況でした。平成30年2月の集落座談会で、今後の水田農業の担い手確保が課題として取り上げられ、その後中組地区農業法人発起人会が結成され、集落営農組織設立に向けた検討が始まりました。
普及指導センターは役員に対して農事組合法人設立に向けた勉強会を3回実施しました。また、水田農業アドバイザー派遣事業を活用して半田税理士による法人化研修会を実施し、地域の中で法人化に向けた検討を重ね、今回の法人設立に至りました。
法人の規模は組合員14名、経営面積12ヘクタール、生産作物は飼料用米と小麦です。設立総会では、梅林代表から、「高齢化が進み後継者が少ない地域にあって今後の地域農業の担い手として頑張ります。」と所信表明が行われ、来賓から、「法人設立はスタートで、今後の活躍を期待します。」と激励の言葉が述べられました。
今後も普及指導センターは生産技術指導と経営指導によって、同法人を支援するとともに他地域の法人化支援を行っていきます。