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山口忠秋氏がTOFU AWARD 2019 大豆生産者賞受賞
大豆安定生産の取り組みが実需者から評価
令和元年10月27日(日曜日)に岡山県岡山市の「岡山プラザホテル」において、「トウフ アワード 2019」の表彰式が開催され、福智町の山口忠秋氏が「大豆生産者賞」を受賞されました。「トウフ アワード 2019」は豆腐業界の功労者を称えるため、一般財団法人全国豆腐連合会が本年度から開始した表彰事業です。表彰に際しては、一般財団法人全国豆腐連合会、全国穀物商協同組合連合会、一般社団法人日本豆腐マイスター協会、一般社団法人日本豆腐機器連合会により選考委員会が設置され、「大豆生産者賞」「豆腐資機材功労賞」「豆腐マイスター功労賞」「話題賞」の4部門について受賞者が決定されました。
「トウフ アワード 2019」の表彰式は、「第9回ニッポン豆腐屋サミットイン岡山」の中で行われました。このイベントは、平成元年10月26日(土曜日)と10月27日(日曜日)の2日間にわたり開催され、豆腐議連会長である林芳正参議院議員をはじめとする多くの来賓が招かれ、300名を超える参加者が集う盛大なものでした。
山口忠秋氏は、「部分浅耕一工程播種」という新技術の導入により、天候変化に負けない大豆の安定生産と省力化を確立し、豆腐に適した大豆「フクユタカ」で地域の平均単収の2倍以上の高単収を実現したことを評価されました。受賞のコメントでは「実需者や消費者の方に喜ばれる良質な大豆を安定供給できるよう、今後も生産に励みます」と意気込みを述べられました。
田川普及指導センターでは、今回の表彰事例を活かしながら、技術を核とした支援により、実需者に喜ばれる農産物の生産や農家の所得向上に取り組んでいきます。