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田川科学技術高校で農業講座を開催しました
更新日:2019年12月4日更新
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田川の農業を知ろう!
田川普及指導センターは、令和元年10月31日、県立田川科学技術高校において、「田川の農業を知ろう!」と題し、農業講座を開催しました。この講座は新規就農者確保の取り組みの一環として、昨年度から取組み始めて今年で2回目となります。
講座では、生命科学科植物科学専攻の2年生24人を対象に、田川地域の農業紹介と地元農家による講話及び意見交換を行いました。
まず、普及指導センターから田川地域の農業紹介を行ったのち、田川市で青年農業士を務められている野中政宏氏と、同じく田川市で農業法人に就業している島田純一氏が講師となって、それぞれの立場から農業への思いを語っていただきました。
講師の野中氏は、有限会社ほしい農事組合で、米・麦合わせて33haを耕作されており、島田氏は非農家出身で農業大学校卒業後、株式会社レインボーファームで就業して13年になります。両者とも高い目標を持って農作業に取組んでいます。講話の中で野中氏は、農業に限らず色々なことに興味を持つことが大切であると述べられ、島田氏は非農家である自分が県農業大学校を経て就農した経緯や農業のよさについて、自身のエピソードを交えながら、分かりやすく話されていました。
講話後の意見交換では高校生から、なぜ農業をしているのか、儲かるのかなど、積極的に質問が出されました。熱心にメモをとる学生もみられ、将来の進路の選択肢としての農業への関心が高まった様子でした。
普及指導センターは、今後も農業関係高校との連携を深め、新規就農者確保に向けた取組を推進していきます。
