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直売所出荷者向け栽培講習会が開催されました
更新日:2019年8月28日更新
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出荷品目の生産拡大と安全安心生産を支援
田川地域には9つの農産物直売所が開設されています。年間約30万人の来客者があるこれらの直売所は延べ2,500人の出荷者が所属し、地域の農業振興上、重要な役割を担っています。
この度、田川普及指導センターは、農産物出荷者を対象とした講習会を、令和元年7月26日と7月30日に開催しました。例年、直売所ごとに要請に応じて開催していましたが、本年度は会場をJAたがわ金川支所と道の駅歓遊舎ひこさんの2か所に集約して行い、合わせて約50名が参加しました。
当日は、秋冬野菜とその栽培のポイントのほか、果樹や花きの出荷が少ない状況を踏まえ、直売所向けのおすすめ品目の紹介と栽培概要について担当者から説明を行いました。併せて、農薬の安全使用についても注意すべき点の具体例を示しながら講習を行いました。
予定よりも参加者が少ないという課題は残りましたが、参加者からは、野菜の育苗方法や連作障害対策、ホオズキの栽培方法、農薬の選択方法と生産履歴の記帳方法等について積極的に質問がなされ、意欲や意識の高さが感じられました。
普及指導センターは、今後も安全安心な農産物の生産拡大と直売所の活性化に向けた支援を行っていきます。

