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中山間応援サポーター 第5回活動報告
中山間応援サポーター 令和3年度第5回活動報告
※今回の活動は以下の理由で感染防止対策を徹底したうえで、開催しました。
・秋の3番茶を収穫するためにこの時期にツタなどの除去が必要なこと。
・イノシシが掘った穴の整備することで収穫をする際の怪我や土砂災害などの予防へつながること。
・屋外で人と人の距離も十分確保できること。
・参加者が特定でき、人数管理ができること。
9月5日、福岡市で唯一の茶園がある早良区脇山地区で
「脇山茶」の手入れ作業を中山間応援サポーターに支援していただきました!
「脇山茶」は鎌倉時代初期に栄西禅師が
中国から持ち帰った茶の種をまいたことが由来とされています。
後継者不足で生産が途絶えた時期もありましたが、
平成14年、地元有志が「脇山茶を復活させたい」と生産を再開しました。
収穫量はわずかですが、無農薬で栽培が続けられています。
「脇山茶」は除草剤を使用しないため、人の手での除草が必要となります。
中山間応援サポーターの皆様には集落の方々が機械を使って3番茶を収穫する前に
茶の木に絡まったツタや雑草の除去を行っていただきました。
3番茶は紅茶になるとのことです。
イノシシによって掘られた穴を埋める作業も行う予定でしたが、
連日からの雨で茶の木を覆うように伸びたツタや雑草の除去を優先しました。
参加していただいたサポーターの皆様、ご協力くださった皆様、
本当にありがとうございました!
このような支援活動に興味のある方は、是非サポーター登録をお願いします。
今後もこのような活動支援により、中山間地域の魅力を守っていきたいと思います。
脇山茶は福岡市早良区脇山の生産直売所「ワッキー主基の里」で購入できます。
7月には福岡県庁1階ロビーで脇山茶の新茶販売会を開催し、
職場体験中の早良高校の生徒さんが試飲のお手伝いをしてくれました。
10月にも福岡県庁1階ロビーで脇山茶をはじめとした脇山の特産品の販売会を
予定しています。
左が雑草を除去する前の茶の木、右が雑草を除去した茶の木
収穫した3番茶
7月福岡県庁ロビーでの販売会の様子