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【事業】 勘六橋の西側で、道路改良をすすめています。
現在、勘六橋の西から、直方西小学校の南にかけての区間において、道路改良をすすめています。
事業の名称
街路事業 都市計画道路 境口鴨生田線
事業の概要
都市計画道路 境口鴨生田線(県道 福岡直方線)は、福岡方面と直方市とを連絡する、幹線道路です。本事業が対象とするのは、勘六橋の西から、直方西小学校の南にかけての区間です。
この区間の道路は幅が狭く、特に鉄道と道路とが交差した箇所では、道路幅4メートルと、非常に狭くなっています。また、鉄道交差部には3.7メートルの高さ制限もあるため、大型車の通行が大きく制限されています。さらに、付近に小学校があるにもかかわらず、歩道が未整備の区間があり、歩行者の安全が十分に確保されていない状況です。
このような状況を改善し、円滑な交通を確保するとともに、安全安心なまちづくりに寄与することが、本事業の目的です。
事業箇所

上の図は、直方市全体からみた、事業箇所を示しています。
下の図は、勘六橋付近の拡大図です。

事業着手前の状況
歩行者と自動車の交通状況

事業対象区間の道路には歩道がなく、道路の幅員は6メートルから6.5メートルとなっており、片側約3メートルしかない状況です。(特に、鉄道交差部は、道路幅4メートルと、さらに狭くなっています。)
歩道がないために、歩行者のすぐ横を、自動車が中央線をはみ出しながら通行することがあります。歩行者と自動車の双方とも、危険な交通状況です。
鉄道交差部の交通状況

対象区間の道路は、鉄道(JR筑豊本線及び平成筑豊鉄道)の下を横断しています。
この部分は、道路幅が4メートルと狭く、高さ制限が3.7メートルと低いため、大型車が通行できずに立ち往生し、衝突事故が発生する等、円滑な交通に支障をきたしています。
事業の目的
- 広い歩道を設置することで、歩行者の安全を確保します。
- 鉄道横断部の道路の幅と高さを確保した道路に改良し、交通を円滑にします。
事業計画
標準部 側面図
鉄道部分にかかっていない、標準の道路部分の側面図です。

車線部は、片側の幅3メートル、合計6メートルを確保しています。
歩道部も、車線部と同じく片側の幅は3メートル、両側合計で6メートルと、広く確保しています。
さらに、車線部と歩道部との間に、片側2メートルの植樹帯および側溝部分を設け、通行する歩行者の安全に配慮したつくりになっています。
鉄道横断部 側面図
鉄道横断部分の、道路の側面図です。

車線部は、片側の幅3メートル、合計6メートルを確保しています。(側溝部分を除く)
歩道部は、片側の幅は3.5メートル、両側合計で7メートルと、広く確保しています。
歩道部は、車線部と完全に分離した形となっており、歩行者の安全を確保できるつくりになっています。
事業完了前後のイメージ
西小交差点側を見たイメージ
西小交差点側を見た場合のイメージ図です。
イメージ図の下側が勘六橋方面、上側が福岡方面となっています。
上の図が現在の状況、下の図が事業完了後のイメージです。
現在の状況 |
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事業完了後のイメージ |
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市道直方5号線から、勘六橋方面を見たイメージ
市道直方5号線から、勘六橋方面を見た場合のイメージ図です。
イメージ図の左側が福岡方面、右側が勘六橋方面となっています。
上の図が現在の状況、下の図が事業完了後のイメージです。
現在の状況 |
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事業完了後のイメージ |
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事業の現在の進行状況
本事業は、平成31年3月から着手しており、現在、関係者と協議を行いながら、詳細な設計測量、物件調査、用地補償を行っており、引き続き、事業の進捗を図る予定です。