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福岡県食育・地産地消推進計画
更新日:2018年5月31日更新
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「福岡県食育・地産地消推進計画」を策定しました
豊かな自然に恵まれた福岡県では、多様な農林水産業が展開され、全国に誇れる農林水産物が数多く生産されています。これまで、本県では、市町村や関係団体と連携しながら、農林漁業の応援団づくりや、食育や健康づくりに関する普及・啓発等により、食や食を支える農林水産業への県民の理解促進に取り組んできました。
平成25年度には、行政、保健医療介護、商工業、農林水産業、教育など幅広い関係者で構成する「食育・地産地消ふくおか県民会議」を設置し、この県民会議を推進母体として食育・地産地消県民運動を展開してきました。
このような中、平成29年度の県政モニターアンケートによると、食育や地産地消について「関心がある」「どちらかといえば関心がある」と回答した人は9割を超えており、県民の食育や地産地消への関心の高さが伺えます。
一方、食生活においては、エネルギー(カロリー)量や塩分の過多、野菜・果物の摂取不足などによる栄養の偏り、朝食の欠食や不規則な食事など食習慣の乱れが認められます。これらに起因する肥満や生活習慣病の割合は依然として高く、若い女性のやせや高齢者の低栄養傾向もみられます。
そこで、食育・地産地消のさらなる推進を図るため、これまでの取組状況やその成果、食や健康、農林水産業を取り巻く環境の変化を踏まえ、今後の施策の方向性を示した本計画を策定しました。