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令和元年度福岡県総合防災訓練を実施しました
更新日:2019年6月3日更新
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6月2日、地震や風水害を想定した「福岡県総合防災訓練」を広川町およびみやま市で行い、訓練には県、地元自治体および消防本部、消防団、警察、自衛隊、地域住民など約1800人が参加しました。
大規模災害発生時の対応訓練として、県災害時受援計画に基づく支援・要請訓練、自主防災組織、自衛消防隊による初期消火・救護訓練、積み土のう工法による水防工法訓練といった住民参加型の訓練を実施しました。また、航空自衛隊航空機による被災状況の情報収集訓練を行うなど、関係機関相互の連携について確認しました。
総括訓練本部長である小川知事は、「一昨年発生した九州北部豪雨災害や、昨年7月の西日本豪雨をみていきますと、近年の災害は、激甚化・広域化しています。こうした現状を踏まえ、今回の訓練では、県内の自治体が同時に複数被災したという想定で、広川町・みやま市において実施しました。災害はとき、ところ、ひとを選びません。間もなく風水害が起こりやすくなる時期を迎える中で、県としては、本日の訓練の成果をしっかりと検証し、県民の皆さまが安全で安心して暮らせるよう、災害対策に全力を尽くしてまいります」と述べました。
(写真)孤立者救出搬送訓練
(写真)倒壊家屋からの救出訓練
(写真)大規模火災防ぎょ訓練
(写真)総括訓練本部長(小川知事)による講評