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プロジェクト【水素エネルギー】

更新日:2020年4月1日更新 印刷

水素エネルギーについて

水素エネルギーの特長

 水素は今、国内外で注目されている新エネルギーです。水素には以下の2つの主な特長があります。

 

(1)様々な資源からつくることができる

 水素は、電気を使って水から取り出すことや、石油や天然ガスなどの化石燃料、下水汚泥、廃プラスチックなど、さまざまな資源からつくることができます。また、製鉄所や化学工場などでも、プロセスの中で副次的に水素が発生します。

 日本は、エネルギー資源が乏しく、そのほとんどを海外から輸入しており、特に特定地域への依存度が高いことから、国際情勢の影響を受けやすくなっています。様々な資源から水素をつくり、代替エネルギーとして利用することができれば、エネルギーの安定供給に貢献します。

 また、今後、国内で太陽光や風力などの再生可能エネルギーの導入が拡大することで、季節や時間帯によって使い切れなかった再エネから水素をつくることも注目されています。国内の資源を水素の原料に利用できれば、エネルギー自給率が向上します。

(2)利用時に二酸化炭素(CO₂)を出さない

 水素は、酸素と結びつけることで発電し(この仕組みを利用した装置を燃料電池といいます)、また、燃焼させて熱エネルギーとして利用することができますが、その際にCO₂を排出しません。

 化石燃料から水素をつくるときにはCO₂が発生しますが、海外では実用化されているCO₂を地中に貯蔵する技術(CCS)と組み合わせることで、CO₂の排出を抑えることができます。

 また、再生可能エネルギーを使って水素をつくることができれば、製造から利用までトータルでCO₂を排出しないカーボンフリーなエネルギーにすることが可能になります。

 

 このような特長により、水素は究極のエネルギーといわれています。

 

【参考】国の水素・燃料電池政策については、以下をご覧ください。

     「ようこそ!水素社会へ(資源エネルギー庁)」(外部サイトへ)  

     以下は水素エネルギーについての紹介動画です。

         Suisoなセカイへ    

水素エネルギーを利用した製品の例

家庭用燃料電池(エネファーム)

 都市ガスやLPガエネファームスから取り出した水素と酸素を反応させて発電し、発電した電気を家庭で利用するシステムです。また、発電時に生じる熱でお湯をつくり、給湯に利用します。エネルギーをつくる場所と使う場所が同じため、エネルギーロスが少なくなるという特長があります。

 県内のエネファーム台数は、10,828台です。(令和2年3月末現在。(一社)燃料電池普及促進協会ホームページを参考に作成)

出典:(一社)燃料電池普及促進協会

【参考】家庭用燃料電池についての詳細や国の補助金制度の情報等については、以下をご覧ください。

        「(一社)燃料電池普及促進協会」(外部サイトへ)  

燃料電池自動車(FCV)

MIRAIクラリティ

 水素と空気中の酸素を燃料電池で反応させて発電し、モーターを動かして走る車です。走行中、窒素酸化物や硫黄酸化物、二酸化炭素等は排出されず、水のみを排出します。

  県内のFCV台数は、109台です。(令和2年3月末現在)

 

 FCV以外にも、バスやトラック等、多様なFC車両の開発や実証が進められています。

 

FCバス FCバス

 平成30年に販売開始し、現在は首都圏を中心に走行しています。

  出典:トヨタ自動車(株)

 

FCトラック FCトラック

 小型車両が実証中であり、大型車両も開発が進行中です。

 出典:トヨタ自動車(株)

 

FCスクーター FCスクーター

 本県において公道での走行実証が行われました。

  出典:スズキ(株)

 

FCフォークリフト FCフォークリフト

 平成27年に販売開始し、本県でも工場や試験施設で活用されています。

 

 

【参考】FCVの普及促進に関する具体的な取組みについては、以下をご覧ください

        「ふくおかFCVクラブ」(外部サイトへ) 

        FCV購入に対する国の補助金に関する情報等については、以下をご覧ください。

       「(一社)次世代自動車振興センター」(外部サイトへ)

水素ステーション

 FCVに水素を供給するための施設です。供給方法等の違いにより、3つのタイプに分けられます。

水素ステーション (1)水素ステーション内で水素製造するオンサイト型

 (2)外部から水素を持ってくるオフサイト型

 (3)複数の場所で運用が可能な移動式

 FCVへの一回あたりの水素充填時間は3分程度です。

 県内の水素ステーション箇所数は11か所です。(令和2年3月末現在) 

【参考】水素ステーションの普及状況等については、以下をご覧ください。

          「燃料電池実用化推進協議会(FCCJ)」(外部サイトへ) 

         水素ステーションの普及に関する取組みの詳細については、以下をご覧ください。

         「日本水素ネットワーク合同会社(JHyM)」(外部サイトへ)

         水素供給設備に対する国の補助金に関する情報等については、以下をご覧ください。

         「(一社)次世代自動車振興センター」(外部サイトへ)

福岡水素エネルギー戦略会議

 このように、今、水素エネルギーの活用が徐々に増えてきており、今後さらに拡大、大幅な市場の成長が見込まれています。 他方、水素の製造や貯蔵、利用にあたっては、様々な技術が必要となります。

 このため、水素エネルギーの分野を新しい産業の柱として育成することで、地域や国の経済活性化につなげていくことが期待でき、産業面でも大きな意義があります。

 ペンタゴン県では、このような水素エネルギー普及の意義に早くから注目し、平成16年、全国に先駆けてオールジャパンの産学官連携組織「福岡水素エネルギー戦略会議」を設立しました。

 水素・燃料電池分野における世界最先端の研究拠点である九州大学や、日本で唯一の公的な水素製品試験機関である水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)が県内に所在するという強みを活かし、研究開発、社会実証、人材育成、産業の育成、情報拠点の構築の5本柱で取組みを進めています。

 

 

【参考】福岡水素エネルギー戦略会議の具体的な取組みについては、以下をご覧ください。

         「福岡水素エネルギー戦略会議」(外部サイトへ)