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新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種に関する情報(令和4年秋開始接種)
令和4年秋開始接種
順次、お住いの市町村から案内があり、市町村の医療機関や集団接種会場で接種可能となります。接種開始時期や予約方法などは、お住いの市町村窓口にお問い合わせください。
接種が受けられる時期
接種を行う期間は、令和4年9月20日から令和5年3月31日までです。
※上記期間中は、全額公費で接種を行うため、無料で接種できます。
※武田社(ノババックス)ワクチンによる3~5回目の接種は、令和4年11月8日に「令和4年秋開始接種」として位置付けられました。
接種ワクチンと接種間隔・接種対象年齢
令和4年秋開始接種は、1人1回限り受けることができます。対象は、以下を全て満たす方全員です。
前回までの接種に用いたワクチンの種類に関わらず、下表のいずれかのワクチンを使用します。
【接種の対象】
▷初回接種(1・2回目接種)が完了した12歳以上の方
▷前回の接種から、下記の一定期間が経過した方
※初回(1・2回目)接種がまだの方は、従来型ワクチン(新型コロナの従来株に対応した1価ワクチン)による接種を完了してください。
ワクチンの種類 |
1・2回目接種 |
3回目接種以降 |
---|---|---|
ファイザー社製 (※1) |
使用不可 |
12歳以上の方 (最終接種から3か月以上) |
モデルナ社製 (※2) |
使用不可 |
12歳以上の方 (最終接種から3か月以上) |
ワクチンの種類 |
1・2回目接種 |
3回目接種以降 |
---|---|---|
武田社 (※3) |
使用不可 |
18歳以上の方 (最終接種から6か月以上) |
※1 ファイザー社製のオミクロン株対応ワクチン(従来株(起源株)及びオミクロン株(BA.1又はBA.4-5))です。BA.1対応2価ワクチンは、55 歳を超える者を対象に実施された臨床試験において、接種から1か月後の中和抗体価が、従来の単価ワクチン(起源株)の追加接種に比べて同等以上であることが確認されたこと等から、一定の発症・重症化予防効果が期待できるとされています。また、BA.4-5対応2価ワクチンの追加接種は、起源株・デルタ株・オミクロン株(BA.1、BA.2、BA.4/BA.5等)に対する中和抗体を誘導することが非臨床試験で確認されており、様々な変異株への幅広い予防効果が期待されています。
※2 モデルナ社製のオミクロン株対応ワクチン(従来株(起源株)及びオミクロン株(BA.1又はBA.4-5))です。18 歳以上の者を対象に実施された臨床試験において、本ワクチンの接種から 28 日後の中和抗体価が、従来の単価ワクチン(起源株)の追加接種に比べて同等以上であることが確認されたこと等から、一定の発症・重症化予防効果が期待できるとされています。また、BA.4-5対応2価ワクチンの追加接種は、変異株に対する免疫原性及び感染予防効果が非臨床試験で確認されており、BA.5を含む変異株への幅広い予防効果が期待されています。
※3 初回接種(1・2回目接種)で本剤以外のワクチンを接種し追加接種で本剤を接種(交互接種)した場合の知見は現時点で限られていますが、海外で実施された試験では、日本で薬事承認されている接種間隔と異なることに留意する必要があるものの、交互接種においても抗体価が有意に上昇したことが報告されています。また、オミクロン株に対する知見は限定的ではあるものの、本剤を3回接種することで中和抗体価が上昇し、4回接種することで中和抗体価が再度上昇したとの報告があります。
<参考>
ファイザー社製 新型コロナワクチン予防接種についての説明書(追加(オミクロン株対応2価ワクチン)接種用)
モデルナ社製 新型コロナワクチン予防接種についての説明書(追加(オミクロン株対応2価ワクチン)接種用)
武田社(ノババックス)製 新型コロナワクチン予防接種についての説明書
接種の手続き
接種券の確認と予約
1 接種券の確認
お住まいの市町村から「接種券」が届きますので、同封の案内をよく読んで、接種の準備を進めてください。
2 接種会場の確認
接種券と同封の案内や市町村・県のホームページ等に従って、ワクチンを受けることができる医療機関や接種会場を探してください。
<参考>
・ 新型コロナウイルスワクチン接種に関する市町村ホームページ一覧 [PDFファイル/552KB]
・ 福岡県新型コロナウィルス武田社ワクチン(ノババックス)接種の予約受付について
・ コロナワクチンナビ 接種会場を探す(厚生労働省ホームページ)
3 予約する
接種券と同封されている案内や市町村のホームページ等を参考に、予約をしてください。
接種日当日の流れ
1 自宅での体温測定
・ 接種前にご自宅で体温を測定しましょう。
・ 明らかな発熱がある場合や体調が悪い場合などは、接種を控え、予約した市町村・県の窓口や医療機関に連絡してください。
2 会場へ向かうための準備
・ 接種券や本人確認書類等、市町村からの案内に記載されている持ち物を準備しましょう。
・ 肩を出しやすい服装で会場に向かいましょう。
3 受付
・ 接種券や予診票、本人確認書類等の確認が行われます。
4 予診
・ 予診票の確認、問診、検温、同意の確認等が行われます。
・ 予診の結果、接種不適当者に該当すると判断された場合には、接種できません。
5 接種
・通常、上腕の三角筋に接種します。
6 接種後の経過観察
・ 接種後にアナフィラキシーが起こることがあるため、少なくとも15分以上、接種会場で座って様子をみます。
・ 過去にアナフィラキシーを含む重いアレルギー症状を引き起こしたことがある方や、採血等で気分が悪くなったり、失神等を起こしたりしたことがある方は、30分程度様子をみます。
7 帰宅後の注意点
・ 通常の生活は問題ありませんが、激しい運動や過度の飲酒等は控えてください。
・ 接種部位は清潔に保ちましょう。
・ 接種当日の入浴は問題ありませんが、接種した部分は強くこすらないようにしましょう。
<参考リンク(新しいウィンドウで開きます)>
・厚生労働省リーフレット【第1報】「オミクロン株に対応した2価ワクチンの接種が開始されます」
・厚生労働省リーフレット【第2報】「ワクチンの種類が増えました」