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高齢者施設における感染防止対策を徹底した面談の推進について~各施設における取組事例のご紹介~
新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続く中で、高齢者施設等においては感染経路の遮断のため、入所者と家族等の面談等をやむなく制限してきたところです。
一方で、長期にわたる面談の制限が入所者の心身の健康に悪影響を及ぼす可能性があることから、厚生労働省は感染が拡大する地域でも安心して行うことができる「オンライン面会」の実施を強く推奨しています。
本県においても、昨年4月以降ほぼ全ての高齢者施設等において家族等との面談が制限されてきた中で、各施設では感染対策を徹底しながら面談が実施できるよう様々な取組みを行っています。
県では、こうした施設の取組みについて調査を実施するとともに、その調査結果から参考となる事例をいくつかご紹介させていただきます。
未だ終息の時期が見通せない新型コロナウイルス感染症ですが、各施設におかれましては、他施設の事例を参考に、感染症対策を徹底した面談をさらに推進していただきますようお願いいたします。
1 調査の概要
(1) 実施時期
令和2年12月
(2) 調査の対象
県内(政令市・中核市を含む)の高齢者施設 767か所
(特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム、養護老人ホーム及び介護老人保健施設)
(3) 調査の内容
感染対策を徹底した家族等の面談の実施例について、次の5つの類型に分けて回答を求めた。
・オンラインによる施設外とのリモート面談
・オンライン、テレビ電話等による施設内でのリモート面談
・既存の面談室を改善して行う対面面談
・その他(既存の面談室以外の場所での面談ブースの設置など)
・感染状況などを考慮して上記4項目を併用して行う面談
2 調査結果の概要
「調査結果の概要」及び「面談の類型ごとの特徴やメリット・デメリット」については、次のとおりです。
3 参考事例のご紹介
ご回答いただいた事例の中から、参考となるものについて、面談の類型ごとに紹介します。
「公表可能」な事例については、施設名や担当者名も併せて記載していますので、詳細については先方の負担にならないよう配慮した上で、直接お問い合わせください。
なお、面談場所を新たに設置するため、建物の構造、専用区画等を変更しようとする場合は、あらかじめ指定権者等にご相談されるようお願いいたします。
※次をクリックすると、それぞれの項目にジャンプします。
(2)オンライン、テレビ電話等による施設内でのリモート面談(3件)
(4)その他(既存の面談室以外の場所での面談ブースの設置など)(8件)
(5)感染状況などを考慮して(1)から(4)までを併用して行う面談(10件)
【事例1】
【事例2】
【事例3】
(2) オンライン、テレビ電話等による施設内でのリモート面談
【事例1】
【事例2】
【事例3】
【事例1】
【事例2】
【事例3】
(4) その他(既存の面談室以外の場所での面談ブースの設置など)
【事例1】
【事例2】
【事例3】
【事例4】
【事例5】
【事例6】
【事例7】
【事例8】
(5) 感染状況などを考慮して(1)から(4)までを併用して行う面談
【事例1】
【事例2】
【事例3】
【事例4】
【事例5】
【事例6】
【事例7】
【事例8】
【事例9】
【事例10】