本文
マダニが媒介する感染症に注意しましょう!
更新日:2022年6月14日更新
印刷
ウイルスなどの病原体を持つマダニに咬まれることで、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、日本紅斑熱、ライム病などの感染症が引き起こされることがあります。
ダニの活動は春から秋にかけて盛んになります。野外作業、農作業、レジャーなどを行う際は、マダニに咬まれないよう十分に注意が必要です。
マダニに咬まれないための予防策
肌の露出を少なくする
- 長袖、長ズボンを着用する(シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる)
- 帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻くなどする
- 足を完全に覆う靴を履く(サンダルなどは避ける)
マダニの付着が確認しやすい明るい色の服を着る
忌避剤(虫除け剤)を使用する
屋外活動後はマダニに咬まれていないか確認する
- 特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)などに注意
もしマダニに咬まれたら・・・
マダニに咬まれた際、無理に引き抜こうとすると、マダニの一部が皮膚内に残ることがあります。医療機関(皮膚科など)で適切な処置をしてもらいましょう。
マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は、早めに医療機関を受診してください。