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JA粕屋およびJAむなかたで「北原早生」の出荷が始まりました。
更新日:2021年10月21日更新
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当普及指導センター管内では、JA粕屋かんきつ部会(15戸)、JAむなかたかんきつ部会(7戸)で、「北原早生」の生産が行われています。
「北原早生」は、福岡県みやま市で「原口早生」の枝変わりとして発見された品種で、着色と食味の良さが特徴です。
高糖度果実を生産するためにシ-トマルチ栽培は不可欠ですが、今年は8月中旬以降の長雨が続くなど、例年と異なる気象であったため、細やかな栽培管理が必要となりました。
このため、葉面散布の実施や、晴天時にシートマルチを開けて土壌乾燥を促すなど糖度向上のための取組みや、出荷開始前に両部会の園地巡回を行い、収穫基準の確認を行いました。
その結果、令和3年度は、JA粕屋かんきつ部会で37.5t、JAむなかたかんきつ部会で17tの出荷がそれぞれ見込まれています。
普及指導センターでは、「北原早生」の高品質・安定生産に向けて、関係機関と連携し、引き続き支援を行っていきます。


