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粕屋地域の意欲ある若手カンキツ生産者への園地集積進む!!
更新日:2020年7月6日更新
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粕屋地域のカンキツ生産者は、高齢化が進んでおり生産者数や作付面積は減少傾向にあります。
一方、カンキツの販売価格は、全国的な出荷数量の減少に伴い上昇傾向にあり、特に「早味かん」や「北原早生」等の優良品種は高単価で取引されています。
このような状況のなか、平成30年から普及指導センター・JA・市町及び部会代表者等で構成される果樹産地協議会を開催し、カンキツの園地流動について協議しながら積極的に推進してきました。
具体的には、柑橘部会や部会外のカンキツ生産者への賃借意向調査や園地調査及びマッチング(園地の貸し手・借り手)会議等を実施して、高齢の生産者(経営規模縮小の生産者)から意欲ある若手生産者への園地集積を推進しています。
その結果、粕屋地域では令和元年度に2件、令和2年度に1件、賃借契約によるカンキツ園地の集積が図られました。また、現地ではカンキツ生産者間の売買による園地集積の動きも出て来ています。
今後も普及指導センターは、関係機関と連携し、カンキツの園地集積を支援して行きます。

