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高齢者施設への入所や介護サービスの利用をお考えの皆様、サービス利用中の皆様へ(介護の現場における新型コロナウイルス感染症対策の取り組みについて)

更新日:2020年6月3日更新 印刷

 本県においても、感染者数が700人を超えるなど、新型コロナウイルスの感染拡大については予断を許さない状況が続いています。 

 こうした中で、特に重症化のリスクが高いとされている高齢者に必要なサービスを提供している高齢者施設や介護サービス事業所においては、管理者と職員が一体となり、日々、感染対策に全力で取り組んでいます。

 ここでは、高齢者施設や介護サービス事業所が実際に取り組んでいる感染対策の中から、特別養護老人ホームにおける主な取り組みについてご紹介いたします。 

 高齢者施設への入所や介護サービスの利用を検討されている皆様、現にサービスを利用中の皆様及びそのご家族の皆様におかれましては、介護の現場でどのような感染対策の取り組みが行われているかを具体的に知っていただき、安心してサービスを利用していただければ幸いです。

 ※写真は「福岡県老人福祉施設協議会」提供

1 組織的な取り組み

(1) 感染対策委員会の設置

 感染対策委員会は、施設の感染対策に係る指針・マニュアルを作成し、職員研修や情報の共有を促すとともに、感染症発生時には対策の指揮を行います。

 施設長、医師、看護職員、介護職員など幅広い職種で構成されています。

感染対策委員会を開催している様子の写真です。

(写真)感染対策委員会の開催

(2) 職員研修の実施

 年度ごとに感染対策委員会が策定した研修計画に基づき、新規採用者を対象とした「新人研修」、全職員を対象とした「定期研修」、外部研修への参加や施設内での事例検討(グループワーク)など、職員に感染症に関する正しい知識を習得させるための研修を継続的に実施しています。

職員研修を行っている様子の写真です。

(写真)研修会の開催

2 職員等への対応

(1) 職員の健康管理

 職員には、各自出勤前に体温を測定させて、発熱等の症状が認められる職員には直ちに出勤停止の措置を取るなど、ウイルスを施設内に持ち込まないための対策を徹底しています。

出勤前に体温測定をしている様子の写真です。

(写真)出勤前の体温測定

(2) 職員の手指消毒・手洗いの徹底

 施設内では、入所者から職員への感染や職員を介した入所者間の感染を防ぐため、入所者のケアを行う職員は「1ケア1手洗い」を基本とするなど、感染対策を徹底しています。

 手指消毒は、通常「エタノール含有消毒薬液による手指消毒」が基本となりますが、目に見える汚れがついている場合は、必ず「液体石鹸と流水による手洗い」を行っています。

職員が手指消毒を行っている様子の写真です。

(写真)職員の手指消毒

(3) 職員の感染予防策の徹底

 入所者の嘔吐物や排せつ物を処理する職員は、使い捨ての手袋やマスクの着用を徹底するとともに、必要に応じてゴーグルやエプロンの着用などの防護措置を取るなど、職員を感染から守るための対策を徹底しています。

嘔吐物等の処理を行っている様子の写真です。

(写真)嘔吐物等の処理

3 外来者等への対応

(1) ご家族等の面会の制限

 ウイルスを施設内に持ち込ませないため、現在、ご家族等の面会は原則として制限しています。緊急の場合でも、パソコン通信や面談室での面談とするなど、対策を徹底しています。

パソコン通信により面談を行っている様子の写真です。

(写真)パソコン通信によるご家族との面談

(2) 業者等の施設内立入の制限

 納品などのために来訪した業者等については、物品の受け渡しは玄関で行うなど、原則として施設内に立ち入らせないよう対策を徹底しています。

玄関で業者との物品の受け取りをしている様子の写真です。

(写真)業者との物品の受け取り

4 施設内の衛生管理

(1) 施設内の清掃・消毒

 施設内は、原則1日1回以上の湿式清掃を行うとともに、必要に応じてドアノブや取手等を消毒用エタノールにより消毒しています。

 また、入所者の嘔吐物や排せつ物が付着した箇所には、次亜塩素酸ナトリウム液による消毒を行うなど、施設内の清掃・消毒を徹底しています。

次亜塩素酸ナトリウム液により床の消毒を行っている様子の写真です。

(写真)次亜塩素酸ナトリウム液による床の消毒

(2) 施設内の換気

 換気の悪い密閉空間での集団感染事例が報告されています。

 施設内では、定期的な換気を行うことにより、感染リスクを下げる取り組みを行っています。

施設内の換気を行っている様子の写真です。

(写真)施設内の換気

(3) 汚物等の適切な処理

 嘔吐物、排せつ物は感染源となります。

 使用済みの紙おむつや嘔吐物を処理したペーパータオルなどは、ビニール袋に入れて密封し、 処理業者に引き渡すまで汚物処理室等で厳重に保管しています。

使用済み紙おむつの処理を行っている様子の写真です。

(写真)使用済み紙おむつの処理

5 入所者の健康管理

(1) 介護職員・看護職員による健康管理

 施設内感染を防ぐためには、入所者の異常の兆候をできるだけ早く発見し、感染拡大を防ぐための措置を迅速に行う必要があります。

 介護職員は、日常のケアの際に、身体の様子等を注意深く観察・記録し、発熱や摂食不良、意識レベルの低下などの異常を把握したときは、直ちに医師又は看護職員に報告し、必要な医療的ケアを行っています。

入所者の検温を実施している様子の写真です。

(写真)入所者の検温の実施

(2) 抵抗力の向上

 入所者は、高齢による免疫力の低下が懸念されます。

 栄養摂取や睡眠の管理を徹底し、宿主の抵抗力を向上させる取り組みを行っています。

栄養士が摂食状況の管理を行っている様子の写真です。

(写真)栄養士による摂食状況の管理

(3) 感染の疑いが生じた入所者への適切な対応

 発熱等の軽い風邪症状が続くなど新型コロナウイルス感染が疑われる入所者が発生した場合は、直ちに保健所の指示を仰ぐとともに、検査結果が出るまでの間、当該入所者が使用していた居室等の清掃・消毒、当該入所者の個室等への搬送、専門の担当職員の配置・感染対策の徹底を行うなど感染の疑いのある入所者とそうでない入所者を明確に分けて、施設内での感染拡大の防止に努めています。

感染の疑いがある入所者を個室へ搬送している様子の写真です。

(写真)感染の疑いがある入所者の個室への搬送

6 最後に

 以上、介護の現場における新型コロナウイルス感染症対策として、特別養護老人ホームにおける主な取り組みをご紹介しましたが、他の入所施設や介護サービス事業所においても、同様の取り組みを行っています。

 いまだ終息の時期が見通せない新型コロナウイルス感染症ですが、県民の皆様には、こうした施設・事業所の取り組みや職員の懸命な努力についてご理解いただくとともに、ご協力・ご支援していただくよう切に願っております。

 なお、今回、ご紹介した感染対策の具体的な運用状況については、ご相談中又はご利用中の施設・事業所にお尋ねください。

 

 

 

 

 

 

 

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