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3年連続で麦多収を維持
更新日:2020年8月28日更新
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過去2か年、天候条件にも恵まれ、管内の麦は多収でしたが、令和2年産も品質の高い麦の多収が期待される年になっています。
麦の播種は、昨年11月末までの適期に概ね終了しました。冬季に気温が高かったこともあり、生育が進み、出穂期は前年より4日程度早くなりました。収穫時期も早まると見込まれたことから、5月1日には収穫前講習会を行い、適期収穫や収穫管理のポイントを指導しました。大麦は前年より4日早く、5月11日から6月1日にかけて、小麦は5月29日から6月3日にかけて順調に収穫されました。一方で、冬季の降雨で管理作業が不十分なほ場、カラスムギ等の難防除雑草が多発したほ場も散見されるなど課題も残りました。
今後、JA全農ふくれん経由で、順次実需者などに販売される予定となっています。
普及指導センターは、今後とも麦の収量や品質向上につながるよう、播種前講習会や管理情報の提供などを行い支援していきます。