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令和2年度麦作共励会で優秀賞を受賞
更新日:2020年11月11日更新
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令和2年10月28日、福岡市のアークロイヤルホテル福岡天神において令和2年度麦作共励会表彰式が執り行われ、遠賀町の古野靖之氏が農家の部で優秀賞を受賞されました。
同氏は、米・麦・大豆を主とした経営面積約9haの認定農業者です。麦作には、およそ30年前から取組み、令和元年産は、大麦2.1ha、小麦2.3haを栽培しました。
経営の特色として、技術面では、大麦、小麦の特性にあわせて圃場を選定・団地化し、土壌改良資材の散布や徹底した排水対策、播種深度の調整や草種による除草剤の選択など、基本技術を忠実に実践しています。これらの結果、大麦ではJA平均の1.4倍にあたる519kg/10a、小麦では1.7倍にあたる539kg/10aを生産しました。経営面では、地域の農業者とブームスプレーヤなど高性能機械を共同購入して、経費の削減に努めています。
普及指導センターは、今後も地域をけん引する優秀な土地利用型農業の経営体が出てくるよう、麦作の生産・振興に取り組んでいきます。