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福岡県県土整備部が管理するダムの紹介
ダムの紹介
ふくおかインターネットテレビ「ふかぼりっ!福岡県」 ダムの世界
ダムのあらまし
福岡県では、昭和28年に事業着手した一級河川矢部川水系の日向神ダムを始め、平成30年までに17のダムが竣工しています。
各ダムにおいては、人々の暮らしを災害から守り、潤いある快適な生活を創造するため、下流域の洪水被害を軽減・防止したり、貯留した水を水道や農業用水に供給するなどの役割を果たしています。
なお、現在、二級河川祓川水系祓川の伊良原ダムにおいては、試験湛水を行っています。
管理中のダム
下表のダム名より、各ダムのページにリンクします。
級別 |
水系名 |
河川名 |
ダム名 |
所在地 |
ダム形式 |
ダム目的 |
総貯水 |
湛水 |
堤高 |
堤頂長 |
堤体積 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1級 |
矢部川 |
矢部川 |
八女市 |
G |
F・N・P |
27,900 |
1.115 |
79.5 |
146.0 |
234.6 |
|
2級 |
那珂川 |
那珂川 |
那珂川市 |
G |
F・N・W・P |
6,000 |
0.270 |
63.5 |
220.4 |
185.0 |
|
1級 |
遠賀川 |
八木山川 |
宮若市 |
G |
F・W・I |
13,200 |
0.790 |
49.5 |
160.5 |
96.0 |
|
2級 |
今川 |
今川 |
田川郡 |
G |
F・N・W・I |
18,200 |
0.930 |
54.6 |
218.0 |
175.0 |
|
2級 |
紫川 |
紫川 |
北九州市 |
G |
F・N・W |
13,600 |
0.740 |
60.0 |
205.5 |
138.0 |
|
1級 |
遠賀川 |
中元寺川 |
田川郡 |
G |
F・N・W・I |
2,650 |
0.140 |
48.5 |
205.0 |
130.0 |
|
2級 |
瑞梅寺川 |
瑞梅寺川 |
糸島市 |
G |
F・N・W |
2,420 |
0.118 |
64.0 |
337.5 |
242.6 |
|
1級 |
筑後川 |
山口川 |
筑紫野市 |
GR |
F・N・W |
2,980 |
0.175 |
59.0 |
307.5 |
197.7 |
|
2級 |
御笠川 |
牛頸川 |
大野城市 |
R |
F・N |
2,280 |
0.230 |
52.7 |
383.0 |
1065.0 |
|
1級 |
遠賀川 |
犬鳴川 |
宮若市 |
G |
F・N・W・I |
5,000 |
0.231 |
76.5 |
230.0 |
230.0 |
|
2級 |
御笠川 |
山の神川 |
太宰府市 |
G |
F・N・W |
251 |
0.020 |
39.0 |
145.0 |
64.0 |
|
2級 |
多々良川 |
猪野川 |
糟屋郡 |
G |
F・N・W |
5,110 |
0.230 |
79.9 |
260.0 |
301.0 |
|
2級 |
多々良川 |
鳴渕川 |
糟屋郡 |
G |
F・N・W |
4,400 |
0.193 |
67.4 |
308.0 |
402.0 |
|
1級 |
遠賀川 |
福地川 |
直方市 |
G |
F・N・W |
2,710 |
0.125 |
64.5 |
255.0 |
202.0 |
|
1級 |
筑後川 |
巨瀬川 |
うきは市 |
R |
F・N |
2,950 |
0.210 |
52.0 |
295.0 |
1056.0 |
|
2級 | 那珂川 | 那珂川 | 五ケ山 | 那珂川市 | G | F・N・W・U | 40,200 | 1.3 | 102.5 |
556.0 |
935 |
試験湛水中のダム
別 |
水系名 |
河川名 |
ダム名 |
所在地 |
ダム形式 |
ダム目的 |
総貯水 |
湛水 |
堤高 |
堤頂長 |
堤体積 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2級 |
祓川 |
祓川 |
みやこ町 |
G |
F・N・W |
28,700 |
1.22 |
81.3 |
339.0 |
420 |
(注記1)ダムの型式略字 G:重力式コンクリートダム、R:ロックフィルダム、GR:重力式コンクリートとロックフィルの複合ダム
(注記2)ダムの目的略字 F:洪水調節、N:流水の正常な機能の維持、W:水道用水、I:工業用水、P:発電用水、U:渇水対策、A:かんがい用水
ダムの目的による違い
ダムには、治水や利水など様々な目的があります。治水を目的に持つダムでは、防災操作(洪水調節)を行うための容量(洪水調節容量)を確保し、その容量を活用しながら防災操作(洪水調節)を行います。
なお、治水、利水など複数の目的を持つようなダムを多目的ダムといいます。
ダムの防災操作(洪水調節)とは
県土整備部が管理する17ダムは、防災操作(洪水調節)を行うための洪水調節容量(洪水をためるための容量)を持ち、豪雨時には一時的に洪水を貯めることにより下流の被害軽減・防止に努めています。
ダム放流時の注意
大雨で洪水が発生した場合など、通常よりダムから下流へ流す水が増える場合には、事前に関係機関に通知すると共に、各河川沿いの警報局のサイレン、スピーカー、赤色灯、放流表示板や、警報車による巡回等により放流が始まることをダムからお知らせいたします。
このような場合は、河川の水が急に増えるなど危険ですので河川には近づかないよう注意してください。

