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自然ふれあい観察会in筑紫野「天拝の森で秋のめぐみにふれてみよう!」を開催しました!

更新日:2019年12月5日更新 印刷

活動報告

 天拝の森は、筑紫野市が設定した「環境指標の森」の1つであり、自然とふれあい、身近な環境について学べる場として親しまれています。

 筑紫・糸島地区地域環境協議会(事務局:福岡県筑紫保健福祉環境事務所)では、自然観察活動やどんぐり工作を通じて身近な自然のことを知り、生物多様性の重要性に対する理解を深め、生物多様性を守っていくために一人ひとりにできることを考える体験型イベントを開催しました。

開催概要

開催日時

 令和元年11月2日(土曜日) 10時から12時

開催場所

 天拝山歴史自然公園(天拝の森)[筑紫野市大字武蔵629-1]

参加者数

 11名(大人5名、子ども6名)

講師

 溝口澄子 氏(筑紫植物友の会)、渡部登 氏(杉森高校 常勤講師)

開会

 天拝山歴史自然公園水上ステージに集合。受付で参加者の方に説明資料(どんぐりの種類を解説した観察シートとどんぐり工作を紹介した下敷き)及び啓発資料をお渡ししました。これらの資料を挟んでいる探検ボードは、こどもエコクラブから提供を受けた品物を活用させていただきました。

 どんぐりの種類を解説した観察シート どんぐり工作を紹介した下敷き 開会の様子

天拝の森についての解説

 筑紫野市環境課から、天拝の森で見られる生き物の特徴や観察活動時の注意事項について解説がありました。

 アカハライモリは、黒い模様がある真っ赤なお腹が特徴です。このお腹の模様には、「黒い部分が全体的に多い」や「黒い部分は赤い部分の周辺部にしかない」というように個体ごとに違いがあるのですが、一説には、地域ごとにも違いがある可能性が指摘されているという非常に興味深い話がありました。

 また、アカハライモリのお腹の部分には毒があり、手で触った後に目をこすると炎症を起こしてしまうので、しっかり手を洗うことが大切です。

 その他、キイトトンボが周囲の景色にまぎれて外敵から身を守ることや、天拝の森の湿地で生息が確認されているニホンアカガエルの解説がありました。

アカハライモリの解説の様子 周囲の景色にまぎれて外敵から身を守るキイトトンボ ニホンアカガエルの解説の様子

自然観察活動

 溝口講師、渡部講師と一緒に天拝の森を歩きました。天拝の森には、4種類のどんぐりの木があります。観察シートを手に、落ちている実や葉の形等を確認していきました。

 コジイ(ツブラジイ)とイチイガシは、人が食べられるどんぐりです。一方、アラカシとコナラはタンニンが含まれていてとても苦いため、人は食べられません。どんぐりを好んで食べる動物もいます。ゾウムシの幼虫がどんぐりの中にいたりするので、拾ったどんぐりはそのままでは工作には使えません。

 木陰の草のない湿地に何かが暴れたような跡がありました。これは沼田場(ぬたば)といって、イノシシが体表に付着しているダニ等の寄生虫や汚れを落とすために泥浴びする場所です。身近な公園ですが、自然の営みが感じられます。

 道中、ヤモリやカナヘビを見つけました。湿地では、水辺で泳ぐニホンアカガエルが確認できました。

 どんぐりの木を観察シートで確認する様子 湿地の観察の様子 道中で捕獲したカナヘビ

 万葉植物園の山肌には、コウベモグラやアカネズミ等の巣穴も確認できました。

 ゴール手前の休憩所は、シロップのような甘い匂いがしています。これは桂の葉の匂いです。葉を破ると一層甘い匂いが漂ってきました。休憩所の屋根裏にはヤモリの卵もありました。

 50分間程度、ゆっくりのペースで天拝の森を歩き、いろいろな生き物を確認できました。

コウベモグラやアカネズミ等の巣穴 桂の葉の匂いが漂う休憩所 休憩所の屋根裏にあったヤモリの卵

どんぐり工作

 自然観察活動の途中で拾ったどんぐりは虫食いしている可能性があるので、煮沸処理をしなければ工作には使えません。

 本日のどんぐり工作では、あらかじめ煮沸処理をしたマテバシイを準備し、ヤジロベーの作り方を紹介しました。参加者の皆さん、夢中になってヤジロベーを組み立てていました。

どんぐり工作の様子 どんぐり工作の様子 どんぐり工作の様子

まとめ

 自然観察会のまとめとして、生物多様性に迫る危機(特に地球温暖化の進行)、生物多様性の重要性と未来の可能性、生物多様性を守るために一人ひとりにできることについてお話をいたしました。

 詳しくは、以下の添付ファイルをご覧ください。

最後に

 本日の自然観察会で主催者として伝えたかったことをまとめました。

 1つめは、地球温暖化による危機を知り、問題意識を持っていただくこと。

 2つめは、環境と健康はつながっていること。

 健康はバランスのよい食事から、と言われていますが、食料は水に依存しています。水は生態系の中で循環してきれいに保たれています。つまり、環境と健康はつながっています。

 また、線虫を使ったガンの早期発見方法のように、生物多様性には未来の可能性があります。

 そして3つめは、SDGsです。言葉としては、まだ広く知られてはいないようですが、2030年という近い未来の目標が示されています。

 最後に、「未来のために、今選ぼう、賢い選択 COOL CHOICE」の掛け声で終了とさせていただきました。

 COOL CHOICEの説明 

 この日、1世帯の方にエコファミリーの新規登録を、3名の方にCOOL CHOICE宣言書の提出をいただきました。これらの方に、エコファミリー登録特典及びCOOL CHOICE宣言お礼の品物をお渡ししました。

 「生物多様性を守るために、一人ひとりにできることがある。」

 このメッセージを、参加者の皆様に受け止めていただけたと思います。

参加者の皆様の声

お子さまより /イベントに参加して、記憶に残ったこと

  • 生きものが作り出す環境の中で、必要なものを得て人間が生きていること(2人/4人中)
  • 「生物多様性」に危機が迫っていること(2人/4人中)
  • 環境を守るために、自分たち一人ひとりにできることがあること(1人/4人中)

大人の方より /満足度 平均4.8点(5点満点)

  • 子どもと自然を見てまわり、専門知識も同時に教えてもらえて興味深かった。
  • 秋のイベントは天候的にも活動しやすく楽しめました。
  • ネズミの巣穴やイモリの卵が身近にあったことに驚きました。
  • 自然の大切さを改めて感じた。

皆様のご意見をお聞かせください。

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