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「かんきょう保全団体交流会in南筑後」を開催しました!
南筑後地域環境協議会(事務局:福岡県南筑後保健福祉環境事務所)では、「自然共生社会づくり」、「地球温暖化の防止」、「3R(ごみ減量)の推進」のために、事業者団体・住民団体・管内市町・県機関等で構成する「南筑後地域環境協議会」を設置しています。
当協議会事業の一環として、令和2年2月16日(日曜日)に八女市岩戸山歴史文化交流館で、環境保全の取り組みについて情報交換を行う、「かんきょう保全活動団体交流会in南筑後」を開催しました!
行政関係者などからご参加いただき、9名の方に参加していただきました。
基調講演
講師 福岡県保健環境研究所 金子 洋平 研究員
テーマ:「人と自然の共生を考える~トキ野生復帰事業と外来種防除の経験から~」
【 内容 】
佐渡島におけるトキをシンボルとした自然再生ついて、貴重な講演をいただきました。自然再生においては、地域を取り巻く自然の状況をよく踏まえること等が重要であるとお話しされました。
また、特定外来生物「ブラジルチドメグサ」について、防除をするためには地域活性化の視点も必要である、とお話しいただきました。
ワークショップ
ファシリテーター : 特定非営利活動法人グリーンシティ福岡 理事 志賀 壮史 氏
テーマ:「私が知っている環境保全活動団体」
ファシリテーターの志賀さんです。
まず、グループに分かれて知っている保全団体について挙げていきました。
その後、全体で保全団体や環境について意見交換を行いました。
皆様の意見の一部をご紹介します。
- 組織の高齢化が課題となっている。
- 組織の中心となる若い人がいない。
- 環境について考える事は子どもたちを巻き込むことが一番。今こそ学校側から環境学習についてアプローチする必要があるのではないか。
最後に、ファシリテーターの志賀さんから総評をしていただきました。
- たくさんの団体名が出てきて、どこの団体さんも頑張って活動されているのだと感じた。
- 参加者が団体さんがどのような活動をしているか把握されていたことが良かった。
報告会を終えて
参加いただいた方からは、「興味高い講演内容でした。ワークショップでの話し合いもためになりました」、「身近に外来種問題があるため参考になった」といった感想をいただきました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました!