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「小塩ほたるの里 水辺探検隊&田植え体験」を開催しました!

更新日:2019年6月27日更新 印刷

平成30年5月27日(日曜日) 「小塩ほたるの里 水辺探検隊&田植え体験」を開催しました。

「生物多様性保全上重要な里地里山」に選定されたうきは市小塩地区

 うきは市小塩地区は、市東南部に位置し、大分県との県境にあります。南部には屏風を広げるように東西に連なる耳納連山、北部には雄大に流れる筑後川など豊かな自然環境に恵まれた土地です。

 ここは農業が盛んな山間地区で、水稲を基幹作物として、柿、桃、梨などを栽培しています。5月下旬にはホタルが舞い、昔から「ほたるの里」と呼ばれている集落です。食料や木材など自然資源の供給・良好な景観形成・身近な自然とのふれあいの場・文化の伝承などの観点からも重要な役割を果たしています。

 平成27年12月、さまざまな命を育む里地里山を次世代に残していくべき自然環境の一つと位置付けされた「生物多様性保全上重要な里地里山(略称「重要里地里山」)」として、環境省から選定されています。

「水辺探検隊&田植え体験」の開催

※福岡県北筑後地域環境協議会主催の「水辺探検隊(生きもの探し)」とうきは市主催の「小塩ふるさと体験(田植え)」のコラボ企画です。

 開催日時:平成30年5月27日(日曜日) 10時00分から15時00分 

        (午前)田植え体験  (午後)水辺探検

 開催場所:小塩ホタルの里広場周辺の小塩川、田んぼ

 参加者数:54名(大人27名、子ども27名)

 講師:福岡県保健環境研究所 環境生物課

ほたるの里広場に集合 (小塩ホタルの里広場)

【田植え体験】午前

 午前は、小塩地区自治協議会の方の指導のもと、田植えに挑戦しました。

 小塩ホタルの里広場から歩いて3分の田んぼへ移動。小塩地区自治協議会の方から、手植えのやり方や注意事項の説明をしていただいた後、田んぼに入りました。

 田んぼへ移動 田植えの開始 

(体験する田んぼ)                  (並んで田植え開始)

 田植え体験中 苗をもって植えるところ

 子どもたちの田植え 頑張りの様子

 田植えが初めての人は、田んぼの泥に足を取られながらでしたが、すぐに慣れて楽しそうでした。途中、休憩をはさみながらも、きれいに植えることができました。

 

 田んぼにいる生きもの探し 

 休憩中、子どもたちは田んぼにいる生きものを見つけて楽しそうでした。見つけた生きものは、カエル、オタマジャクシ、アメンボなどです。

【水辺探検隊(生きもの探し)】午後

【小塩川】ホタルの里広場を囲むように小塩川が流れていて、広場のすぐ下に目的のフィールドがあります。

 木陰になっている小塩川の写真です 小塩川ののどかな写真です 小塩川のきれいな水の写真です 

【水中の生きものさがし】

 小塩川に入って生きものを探すこどもの写真です 小塩川に入り

【同定】

 採れた生きものを白いバットに移して分類し、観察をしながら「観察シート」を使って、水生昆虫や魚の名前を調べました。

  バケツに入れた生きもの白いバットに移して生きものを観察水中の虫など 

 講師から水生昆虫やカエル、魚の特徴や生態、外来種や希少種の説明とともに、そこにすむ生きものが住みやすい環境と保全についてお話がありました。水に生息する虫の種類を調べることにより、水のきれいさを判断することが出来ます。小塩川の結果は、「きれいな水」でした。生きものの観察が終わったあと、川に戻してあげました。

講師から生きものについて説明 生きものの同定をしているところ

  

【採取できた水生昆虫や魚など】

水生昆虫など: チラカゲロウ、ヒラタカゲロウ、コカゲロウ、マダラカゲロウ、カワカゲロウ、モンカゲロウ、
カワトンボ(ヤゴ)、サナエトンボ(ヤゴ)、カワゲラ、ヒゲナガカワトビケラ、シマトビケラ、ナガレトビケラ、
ヒラタドロムシ、カワニナ、ヨコエビ、サワガニ

淡水魚:カワムツ、ドンコ、ヨシノボリ、カマツカ、オイカワ

両生類など:トノサマガエル(希少種)、ヌマガエル、シマヘビ

※外来種は確認できませんでした。

参加者の声

(保護者)

  • 普段、なかなかできない体験ができ楽しかった。
  • 普段見ない水中の生きものを観察できた。いろんな虫を見れてよかった。
  • 実際に自分たちで捕った生きものの種類を調べるのがよかった。田植えもお米になるまでの流れを教えてくれるとさらに良かった。
  • 自分たちだけで川遊びした際は、生きものの存在はあまり感じなかったが、こんなにいることに驚いた。
  • うきは市小塩地区のおいしい空気と景色があることを知った。
  • 昔、よく見ていた生きものが、全滅しつつあることに驚いた。
  • 日本の生きものを絶やしてはいけないと思った。

(子どもたち)

  • いろんな生きものがいた。
  • 魚がいっぱい捕れた。
  • 生きものが心地よく生きていくために環境にやさしいことをしようと思った。

 アンケートの中で、この体験から、今後、「生きものが暮らしやすい環境を守るため環境にやさしい行動をとりたいと思う。」と、多くの方が回答していました。

体験を終えて

 当日はとても良い天気に恵まれ、楽しく活動を終えることができました。

 1日の活動を通し小塩地区での川の生きもの探しと農業体験をすることで、小塩の自然の豊かさを知っていただける良い機会になったと思います。小塩地区は、ホタルの保全に地区をあげて取り組んでおられます。「数日前からホタルが飛び始めました。」と地元の方からお話がありましたが、当日は日中に1匹ホタルが飛んでいました。6月1日、6月2日は「小塩ホタル祭り」が開催されました。

 小塩川での生きもの探しでは、川の水は「きれいな水」という判定結果でした。きれいな水でしか生きられないサワガニ、チラカゲロウ、ヒゲナガカワトビケラを見ることができました。普段、注意することが少ない生きものに、大人も子どもも興味津々だったようです。また、外来種が一匹も確認がなかったことから、昔ながらの自然が守られているといえます。

 午前の田植え体験では、「ちょっと疲れたけど楽しかった。」、「いい体験になった。」、「面白かった。」という感想をいただきました。また、子どもたちが田んぼにすむ生きものを見つけ、親子で楽しそうに話している姿が印象的でした。田んぼはお米を作ることにとどまらず、多くの生きものの絶好の餌場やすみかになります。近年、絶滅に瀕している生きものが少しでも多く残る環境を保つよう努力していきたいものです。

 ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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