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「春の自然観察会in鳥羽公園」を開催しました!
3月24日日曜日に「春の自然観察会 in 鳥羽公園」を実施しました。
筑豊地区地域環境協議会では、身近な自然との触れ合いを通して自然環境の大切さや生物多様性を学ぶ「春の自然観察会」を鳥羽公園(飯塚市有安)で開催しました。
- 日時:平成31年3月24日(日曜日) 10時00分から12時00分まで
- 場所:鳥羽公園及び鳥羽池周辺
- 参加者:13組25人 (大人22人、子ども3人)
- 講師:筑豊の自然を楽しむ会(略称:ちくぜんらく)
もりはかせ:後藤ようこ氏、とりはかせ:木村直喜氏、あそびはかせ:成本麻衣子氏
(本当の「博士」ではありませんが、ちくぜんらくでは講師のことを親しみをこめて「はかせ」と呼んでいます。)
自然観察会
「ちくぜんらく」のはかせたちに解説をしてもらいながら、鳥羽公園や鳥羽池周辺を散策して自然観察を行いました。
観察会のふりかえり
観察できた生きものを参加者から発表してもらい、講師の先生が種類別(植物、鳥、その他の生きもの)に分けてリストアップしました。
1時間30分の短い時間でしたが、たくさんの種類の生きものを見つけることができました。
身近な公園にも、よく観察したらたくさんの種類の生きものがいることを実感してもらえたのではないかと思います。
観察できた生きもの
植物(24種類):ソメイヨシノ、ナワシログミ、イヌビワ、ヒサカキ、地衣類、クロキ、タブノキ、クヌギ、ハナニラ、タラノキ、ツクシ、ヒメウズ、ホトケノザ、カンヒザクラ、ヨウコウザクラ、ナンキンハゼ、コウゾリナ、タンポポの仲間、オランダミミナ、オオイヌノフグリ、スミレ、ウメ、ギシギシ、スイバ
鳥(27種類):ハシビロガモ、カイツブリ、コガモ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、オオバン、ホシハジロ、ウグイス、シジュウカラ、カワラヒワ、ヒヨドリ、メジロ、エナガ、ツグミ、シロハラ、ジョウビタキ、キジバト、モズ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、アオゲラ、ハクセキレイ、ツバメ、イソシギ、クサシギ、サンショウクイ、スズメ
その他の生きもの(6種類):モンキチョウ、モンシロチョウ、ダンゴムシ、テントウムシ、カマキリの卵のう、ミシシッピアカミミガメ
いただいた感想 (アンケートより抜粋)
参加した子どもたちからは、「色々な植物や鳥の名前をおしえてもらい、とてもおもしろかったです」、「ウグイスの谷渡りを間近で見られたからよかった。キンクロハジロとハシビロガモを見られたからよかった」、といった感想をもらいました。
大人の方からも、「ふだん気にもとめていない花や鳥の名前が分かっておもしろかったです。ウグイスの谷渡りも初めて聞きました」、「自然と触れあい自然を知ることで、自然を守ろうという気持ちが芽生えるかもしれないのでずっと続けてほしいです」、「普段何気なく歩いている道で色々な生きものがこんなにたくさんいるとは思わなかった。もっと広い目で周りを見れるように生きたいと思う」、といった感想をいただきました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
この自然観察会が、身近な生きものに親しみや興味を持ち、環境や身のまわりの自然に優しい行動を心掛けるきっかけとなったのであれば大変嬉しく思います。