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福岡県安定型最終処分場掘削調査を実施しました(株式会社福岡亜興)
更新日:2022年3月30日更新
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福岡県安定型最終処分場掘削調査
福岡県では、産業廃棄物安定型最終処分場における処理の状況を把握するために、掘削調査を実施しています。
この調査において、最終処分場における埋立てが、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令(昭和46年政令第300号)第6条第1項第3号に規定する産業廃棄物処理基準に適合しているかを確認し、その結果を公表しています。
この調査において、最終処分場における埋立てが、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令(昭和46年政令第300号)第6条第1項第3号に規定する産業廃棄物処理基準に適合しているかを確認し、その結果を公表しています。
1 調査対象処分場
対象事業者 株式会社福岡亜興
設置場所 宮若市鶴田字菅牟田2332番2外31筆
処理能力 埋立面積 72,984平方メートル 埋立容量 2,325,970立方メートル
処分業の許可年月日 令和3年10月17日
設置場所 宮若市鶴田字菅牟田2332番2外31筆
処理能力 埋立面積 72,984平方メートル 埋立容量 2,325,970立方メートル
処分業の許可年月日 令和3年10月17日
2 掘削調査時期
令和4年1月11日から1月13日まで
3 掘削状況
○掘削地点No.1
- 対象処分場内で概ね10メートル四方深さ3メートルを1か所掘削した。
- 目視による確認では、埋立廃棄物は主に廃プラスチック類であった。安定5品目(ゴムくず、金属くず、ガラスくず等、がれき類、廃プラスチック類)以外の廃棄物は確認できなかった。
○掘削地点No.2
- 対象処分場内で概ね10メートル四方深さ3メートルを1か所掘削した。
- 目視による確認では、埋立廃棄物は主に廃プラスチック類であった。安定5品目(ゴムくず、金属くず、ガラスくず等、がれき類、廃プラスチック類)以外の廃棄物は確認できなかった。
4 組成分析
掘削した2か所の廃棄物の組成分析を行った結果、安定5品目以外の廃棄物について、木くずが確認された。
○ 分析結果一覧表
試料採取日:No.1、No.2(1月13日)
項目 |
分析結果(乾燥重量比%) |
|
No.1 |
No.2 |
|
プラスチック類 (合成のゴム類、繊維類、皮革類を含む) |
74.1 |
79.5 |
ゴム類(天然) |
0.0 |
0.0 |
金属類 |
5.8 |
7.1 |
ガラス類、陶器類、石類 |
11.3 |
8.2 |
木 |
0.0※ |
0.6 |
紙 |
0.0 |
0.0 |
繊維類(天然) |
0.0 |
0.0 |
皮革類(天然) |
0.0 |
0.0 |
5mm以下の雑物 |
8.8 |
4.6 |
5ミリメートル以下の雑物については、大部分が土砂であった。
※存在は確認されたが、乾燥重量比は0.0%であった。
5 調査結果
産業廃棄物処理基準に適合していると認められる。