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福岡県安定型最終処分場掘削調査を実施しました(株式会社福南)
更新日:2019年10月30日更新
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福岡県安定型最終処分場掘削調査
福岡県では、産業廃棄物安定型最終処分場における処理の状況を把握するために、掘削調査を実施しています。
この調査において、最終処分場における埋立てが、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令(昭和46年政令第300号)第6条第1項第3号に規定する産業廃棄物処理基準に適合しているかを確認し、その結果を公表しています。
この調査において、最終処分場における埋立てが、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令(昭和46年政令第300号)第6条第1項第3号に規定する産業廃棄物処理基準に適合しているかを確認し、その結果を公表しています。
1 調査対象処分場
対象事業者 株式会社福南(ふくなん)
設置場所 八女市長野字東之谷1934番外27筆
処理能力 埋立面積 44,890平方メートル 埋立容量 784,821立方メートル
処分業の許可年月日 平成29年5月1日
設置場所 八女市長野字東之谷1934番外27筆
処理能力 埋立面積 44,890平方メートル 埋立容量 784,821立方メートル
処分業の許可年月日 平成29年5月1日
2 掘削調査時期
令和元年7月23日から7月25日
3 掘削状況
○掘削地点No.1
- 対象処分場内で概ね10メートル四方深さ3メートルを1か所掘削した。
- 目視による確認では、埋立廃棄物は主にガラス類・陶磁器類・石類(瓦破片、スレートくず)であり、他には廃プラスチック類、金属が含まれていた。安定5品目(ゴムくず、金属くず、ガラスくず等、がれき類、廃プラスチック類)以外の廃棄物について、木くずの小片がわずかに確認された。
○掘削地点No.2
- 対象処分場内で概ね10メートル四方深さ3メートルを1か所掘削した。
- 目視による確認では、埋立廃棄物は主にガラス類・陶磁器類・石類(瓦破片、スレートくず)であり、他には廃プラスチック類、金属が含まれていた。安定5品目(ゴムくず、金属くず、ガラスくず等、がれき類、廃プラスチック類)以外の廃棄物について、木くずの小片がわずかに確認された。
4 組成分析
掘削した2か所の廃棄物の組成分析を行った結果、安定5品目以外の廃棄物について、木くずがわずかに確認された。
○ 分析結果一覧表
試料採取日:No.1(7月25日)、No.2(7月25日)
項目 |
分析結果(重量パーセント) |
||
掘削地点No.1 |
掘削地点No.2 |
||
安定5品目 |
プラスチック類 (合成のゴム類、繊維類、皮革類を含む) |
0.2 |
0.6 |
ゴム類(天然) |
0.0 |
0.0 |
|
金属 |
2.3 |
0.7 |
|
ガラス類・陶器類・石類 |
74.3 |
68.6 |
|
その他 |
木 |
0.0* |
0.0* |
紙 |
0.0 |
0.0 |
|
繊維類(天然) |
0.0 |
0.0 |
|
皮革類(天然) |
0.0 |
0.0 |
|
5ミリメートル以下の雑物 |
23.2 |
30.1 |
5ミリメートル以下の雑物については、大部分が土砂であった。
* 木は存在していたが、微量であり、乾燥重量比は0.0 パーセントであった。
5 調査結果
産業廃棄物処理基準に適合していると認められる。