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こどもエコ体験&自然かんさつ塾を開催しました!
こどもエコ体験&自然かんさつ塾を開催しました!!
1 活動内容
福岡県では、子どもたちの自主的な環境保全活動を応援するため、イオン九州株式会社からの寄付金を活用し、こどもエコクラブ事業を行っています。
令和元年10月26日(土曜日)に、「こどもエコ体験&自然かんさつ塾」を北筑後地域環境協議会及び福岡県(こどもエコクラブ福岡県事務局)の主催により実施しました。
今回は、大牟田市にあるエコサンクセンターで私たちの生活を支える再生可能エネルギーについて学び、延命公園では講師の説明を聞きながら自然観察を行い、11名が参加しました。
参加した子どもたちは、エコサンクセンターで体験型施設でリサイクルの重要性について楽しく学んでいました。また延命公園では、私たちの身近にもいる生物や植物の生態などについて講師の解説を聞きながら観察できて、とても楽しそうな様子でした。身の回りにいる生きものの不思議な生態について説明を聞いた保護者の方も、感心したり驚いたりする様子がみられました。そして、イベントが終わるころには子どもたちから終了の時間を残念がる言葉が聞かれ、充実した楽しい一日になったことが伝わってきました。
御参加いただいた皆様、御協力いただきました関係者の皆様、本当にありがとうございました!
2 活動の様子
大牟田市にあるエコサンクセンターは、環境学習・リサイクルの実践など環境に関する啓発を目的とした市民交流・学習センターと、環境関連技術の開発および起業家の支援を目的とした環境技術センターが一体となった施設として誕生しました。
【エコサンクセンター】
まずは、エコサンクセンターの職員から太陽光発電の重要性について説明があり、エコサンクセンターの目の前に広がる6万8千枚のソーラーパネルを見ました。そして、目の前に広がる有明海を双眼鏡を使いながらゆっくり観察しました。
【太陽光のエネルギーの大きさについて説明を聞いている様子】
【エコサンクセンターの目の前にある太陽光パネルと有明海】
【双眼鏡で観察する子どもたち】
次に、身の回りにあるリサイクル製品についてクイズ形式で学んだり、展示してあるパネルを見てたくさんのことを学びました。施設の中を移動して、最後はゴミを排出する地球に模した「SPACE SHIP gomidasu(スペースシップゴミダス)」で環境に悪影響を及ぼしてしまう、私たちの日常の行動について知ることができました。
【リサイクル製品についてクイズ形式で学んでいる様子】
【パネルの展示】
【スペースシップゴミダスで環境について学習する様子】
エコサンクセンターの職員の方から、建物の中にもたくさんのリサイクル製品が使用されていることについて説明を受けてお別れの挨拶をしたあと、次の目的地である延命公園に移動しました。
延命公園では、講師の方から公園内にある生きものについてたくさんの話をきくことができました。
【メタセコイアの木について説明を聞いている様子】
【ハラビロカマキリについて説明している様子】
【スズメバチの巣について説明している様子】
講師の方が説明してくださる生きものの面白い生態について、参加していた子どもや一緒に来ていた保護者の方も驚いて興味津々で話に聞き入っていました。また、帰りのバスではイベントが終わってしまうことを残念そうにしている子どもたちを見て、今日が充実した一日であったことが伝わってきました。
御参加いただいた皆様、ありがとうございました。
この「こどもエコ体験&自然かんさつ塾」をきっかけとして、リサイクルや身近な生きものに興味を持って環境の大切さについて、これからも考えていってくださいね。
「こどもエコクラブ」とは?
「こどもエコクラブ」とは、幼児(3歳)から高校生までなら、誰でも参加できる環境活動のクラブです。
子どもたちの環境保全活動や環境学習を支援することにより、子どもたちが人と環境の関わりについて幅広い理解を深め、自然を大切に思う心や環境問題解決のために自ら考え行動する力を育成し、地域の環境保全活動の環を広げることを目的としています。
福岡県は、都道府県事務局として「こどもエコクラブ」の活動を推進しています。