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京築生きもの探検隊を開催しました!!

更新日:2018年8月31日更新 印刷

京築生きもの探検隊を開催しました!!

1 活動内容

  福岡県では、子どもたちの自主的な環境保全活動を応援するため、イオン九州株式会社からの寄付金を活用し、こどもエコクラブ事業を行っています。

  平成30年8月23日(木曜日)に、「京築生きもの探検隊」を海幸山幸ネット主催、京築地区地域環境協議会及び福岡県(こどもエコクラブ福岡県事務局)の共催により開催しました。
  海幸山幸ネットが主催する本イベントは10回目の開催となり、昨年に引き続きこどもエコクラブ事業とタイアップして実施しました。
  参加者の中には第1回目から全て参加している方や複数回参加している方もいて、地域に根ざした活動となっています。

  今回、行橋市及び京都郡みやこ町を流れる祓川の上流・中流・河口干潟の3つの地点における水生生物調査や、3月に完成した伊良原ダムの見学を行うなど、32名が参加しました。

  参加した子どもたちは、日頃はなかなか行くことのできない自然の中で、実際に川に入って川遊びをしながら、上流・中流・河口干潟のそれぞれの地点でしか見ることのできない生き物等を講師の解説を聞きながら観察できて、とても楽しそうな様子でした。
  また、保護者と一緒に積極的に生き物を探す子どもたちが多く、オヤニラミや二ホンウナギなどの絶滅危惧種を含むたくさんの水生生物に出会うことができました。

  川で遊びながら楽しんだ子どもたちからは「楽しかった!もっと捕まえたかった!来年も来たい!」という嬉しい声を聞くこともできました。

  御参加いただいた皆様、御協力いただきました関係者の皆様、本当にありがとうございました!

2 活動の様子

  祓川の上流・中流・河口干潟で水生生物を調査し、それぞれの地点で2種類のチェックシートを使い生息する生き物や河川の水質について学習しました。

水辺の水生生物チェックシートの画像です
水辺の水生生物チェックシート(水質について調査します。)

福岡の淡水魚チェックシートの画像です
福岡の淡水魚チェックシート(川の環境の豊かさを調べます。)

 まず、中流地点において、調査方法について説明を受け、水生生物調査を行いました。
 中流では、コガタノゲンゴロウや、準絶滅危惧種のオヤニラミ、ヤマトシマドジョウなどの水生生物が観察できました。オヤニラミは目が鋭く親が睨んでいるように見えることからオヤニラミと呼ばれていると講師から説明がありました。
 水辺の水生生物チェックシートでは平均スコアが約3.6、福岡の淡水魚チェックシートでは平均スコアが約3.2となり、祓川中流域の水質はきれいで、とても豊かな自然が残る環境であることが分かりました。

(見つかった水生生物のうち、水質指標種(チェックシートに記載されている生き物))
 携巣性トビケラ、カワトンボ科(ハグロトンボ)、モンカゲロウ科、カワカゲロウ科、コカゲロウ科、マダラカゲロウ科、サナエトンボ科(コオニヤンマ)、カワニナ科(カワニナ)、シジミガイ科(マシジミ)、赤いユスリカ

(見つかった水生生物のうち、水質指標種以外)
 ミズカマキリ、コガタノゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、ヒメガムシ、ミナミヌマエビ

(見つかった淡水魚)
 カワムツ、カマツカ、ヤマトシマドジョウ、オヤニラミ、ドンコ、ヨシノボリ類(カワヨシノボリ)

※ 絶滅危惧に関するカテゴリーは、福岡県レッドデータブック(新しいウィンドウで開く)に準拠しています(以下同じ)。

 

参加者が実際に川に入って、生き物を捕まえているところです
生き物を探している様子

捕まえたオヤニラミの写真です
捕まえたオヤニラミ

 

捕まえたヤマトシマドジョウの写真です
捕まえたヤマトシマドジョウ

 次に、上流に行く途中にあり、平成30年3月に完成した伊良原ダムの見学を行いました。ダムの下層の水を直接流すと上流域の水温と比べて冷えすぎているため、伊良原ダムは取水設備によって上流域の水温に近い層の水を選んで流すことができるように環境に配慮しているそうです。

伊良原ダムの竣工記念碑の写真です
伊良原ダムの竣工記念碑

 ダムを見学した後は、上流地点へ移動し、川遊びをしながら水生生物の調査を行いました。
 上流では、サワガニやヤマメ、準絶滅危惧種のカジカガエルのおたまじゃくしなどの水生生物を観察できました。
 水辺の水生生物チェックシートでは平均スコアが5、福岡の淡水魚チェックシートでは平均スコアが約3.3となり、祓川上流域の水質もきれいで、とても豊かな自然が残る環境であることが分かりました。

(見つかった水生生物のうち、水質指標種(チェックシートに記載されている生き物)
 携巣性トビケラ、カワトンボ科(ニシカワトンボ)、サワガニ科(サワガニ)、ヨコエビ科

(見つかった水生生物のうち、水質指標種以外
 モンキマメゲンゴロウ、ツヤナガアシドロムシ、カジカガエル(おたまじゃくし)、タゴガエル

(見つかった淡水魚)
 タカハヤ、ヤマメ、ヨシノボリ(カワヨシノボリ)

(その他)
 ニホントカゲ、アカスジキンカメムシ

水生生物を探しているところです
生き物を探している様子

捕まえたヤマメの写真です
捕まえたヤマメ

捕まえたニホントカゲの写真です
捕まえたニホントカゲ

講師の先生から水生生物について教えてもらっているところです
チェック表をチェックしながら、捕まえた生き物の説明を聞いている様子

 最後に、河口干潟に移動し、水生生物調査を行いました。
 河口干潟では、主にカニなどの甲殻類や貝類が観察できました。また、絶滅危惧種のニホンウナギやウモレベンケイガニが観察できました。カニは甲羅側から握らずに、手のひらに乗せてあげると暴れずに落ち着いて観察できると講師から説明がありました。 河口は海水が混じっていることもありチェックシートは使わずに捕まえた生き物について説明を聞きました。

(見つかった魚類)
 コショウダイ、クロダイ、ガンテンイシヨウジ、マハゼ、ウロハゼ、ヒイラギ、ニホンウナギ、 トウゴロウイワシ、トビハゼ、シマイサキ、チチブ、アシシロハゼ、ボラ、メナダ

(見つかった貝類)
 シマヘナタリ、フトヘナタリ、オカミミガイ、ヤマトシジミ、クロヘナタリ、ヘナタリ、カワアイ、ウミニナ、イシマキガイ、ヒロクチカノコ、クリイロコミミガイ、カワザンショウガイの仲間

(見つかった甲殻類)
 アカテガニ、ベンケイガニ、ウモレベンケイガニ、ケフサイソガニ、アシハラガニ、ハマガニ、ユビナガホンヤドカリ、ヌマエビの仲間、クロベンケイガニ、クシテガニ、ユビアカベンケイガニ、フタバカクガニ、カクベンケイガニ、ヒメアシハラガニ、ヤマトオサガニ、チゴガニ、テナガエビ

生き物を探しているところです
生き物を探している様子

貝類やカニについての説明を聞いているところです
貝類やカニについての説明を聞いている様子

捕まえた生き物の写真です
捕まえた生き物たち

捕まえたニホンウナギの写真です
捕まえたニホンウナギ

 イベントでは、大自然の中で遊ぶだけではなく、専門家の説明を聞いて環境や生き物について学習することができました。
 また、今回の調査で捕まえた生き物の中には絶滅危惧種も多くいました。貴重な生き物が住むことができる地域の豊かな自然と生き物を未来につなげるために環境を守ることが大事です。
 この自然を未来につなげるために、ポイ捨てをしないなど、今できることから取り組んでいきたいですね。

最後にみんなで集合して撮った写真です
集合写真

「こどもエコクラブ」とは?

 「こどもエコクラブ」とは、幼児(3歳)から高校生までなら、誰でも参加できる環境活動のクラブです。

 子どもたちの環境保全活動や環境学習を支援することにより、子どもたちが人と環境の関わりについて幅広い理解を深め、自然を大切に思う心や環境問題解決のために自ら考え行動する力を育成し、地域の環境保全活動の環を広げることを目的としています。

 福岡県は、都道府県事務局として「こどもエコクラブ」の活動を推進しています。

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