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福岡コロナ特別警報の解除について

更新日:2022年9月13日更新 印刷
ひとりひとりの行動が福岡を救う。日本を救う。

福岡コロナ特別警報の解除について

 9月13日、県の新型コロナウイルス感染症対策本部会議を書面で開催し、現在発動中の「福岡コロナ特別警報」について、9月13日をもって解除し、9月14日から「福岡コロナ警報」に移行することを決定したため、お知らせします。

これまでの経緯

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 県では、7月22日に「福岡コロナ特別警報」を発動し、県民および事業者の皆さまに対し、より一層の感染防止対策の徹底と、医療を守るためのご協力をお願いするとともに、高齢者など重症化リスクの高い方の命と健康を守るため、医療提供体制や検査体制の充実・強化に取り組んできました。
 コロナ病床については、特別警報発動後、新たに343床を増床し、確保病床数は2,024床となりました。

 また、発熱外来のひっ迫を回避し、高齢者や基礎疾患をお持ちの方など重症化リスクの高い方の診療・検査の機会を確保するため、「キット配付・陽性者登録センター」を開設し、重症化リスクの低い65歳未満の有症状者などに対し、抗原定性検査キットの配付を実施してきました。
これまでに約25万キットを配布したところです。

 さらに、他地域との往来も活発となるお盆を控え、8月中の休日などにおける診療・検査体制の強化を図るため、休日などの診療・検査を新たに行う医療機関に対して協力金を支給し、新たに211か所の医療機関からのご協力を得ることができました。

 ご協力いただいた医療機関の皆さまに心から感謝申し上げます。

福岡コロナ特別警報の解除

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 こうした取り組みや県民・事業者の皆さまのご協力により、感染状況や病床の使用状況などは改善しており、現在の感染状況や医療への負荷の状況を「福岡コロナ特別警報」の指標などで見ると、9月11日時点で、
・新規陽性者数の7日移動平均は、8月下旬以降、減少傾向が継続
・病床使用率は46.6%で解除の目安である50%を下回っている
 (なお、昨日12日は43.9%とさらに改善)
・重症病床使用率は5.9%と低い水準で推移
・重症者数と中等症者数の合計は、最も多かった8月21日の515人から286人に減少
といった状況です。

 このため、現在発動中の「福岡コロナ特別警報」については、専門家の意見や市町村との協議を踏まえた上で総合的に判断し、9月13日をもって解除し、9月14日から「福岡コロナ警報」に移行します。

 なお、特別警報を「BA.5対策強化宣言」とみなしており、特別警報の解除に伴い、国の「BA.5対策強化地域」への位置付けも終了します。

 県では、「福岡コロナ警報」への移行後も、医療のひっ迫を回避しながら、重症化リスクの高い方をはじめ、県民の皆さまのかけがえのない命と健康を守り抜いていくため、医療提供体制・検査体制の充実強化に努めます。

 また、9月26日から全国一律で始まる陽性者の届出の見直しについても、発生届の対象外となる方が、これまでどおり必要な時に相談でき、適切な医療支援や生活支援を受けられるよう、体制の準備を進めていきます。

県民への要請

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 特別警報解除後も、「福岡コロナ警報」は発動中であり、私たち一人ひとりが基本的な感染防止対策を徹底することが重要です。
 このため、県民・事業者の皆さまには、引き続き、次のとおりご協力をお願いします。

 まず、ワクチン接種した方も含め、マスクの正しい着用、手指の消毒、三密の回避、換気など、基本的感染防止対策の徹底をお願いします。

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 特に換気については、エアロゾル感染を防ぐためにも、エアコン使用中であっても十分な換気を心がけてください。

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 会食や会合など、人が集まる場所に参加する場合は、人との距離を確保し、大声など感染リスクが高まる行動は自粛してください。
 外食の際には、県の第三者認証を受けた「感染防止認証店」をはじめ、業種別ガイドラインを遵守している飲食店の利用をお願いします。

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 発熱や倦怠感など、少しでも体調が悪ければ外出を控えてください。

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 発熱などの症状はなくても、感染の不安を感じる方は、県内584か所で実施している無料検査を活用してください。

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 高齢者などと接する方は、マスク着用・こまめな換気など、感染防止対策を徹底し、高齢者などを守る行動を実践するようお願いします。

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 ワクチン接種については、高齢者などの方は、早めの4回目接種のご検討をお願いします。
 また、若い世代の方の3回目接種率は低い水準にとどまっており、接種がお済みでない方々は、早めの接種をご検討ください。

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 また、県民の皆さまには、医療への負荷をかけないような行動にもご協力をお願いします。

 まず、重症化リスクの低い方で、発熱、咳など症状がある場合、医療機関の受診に代えて、県が配付している抗原定性検査キットなどを活用し、自ら検査を行い、陽性の場合は陽性者登録センターへの登録をお願いします。

 軽度の発熱や咳、喉の痛みといった症状の方も含め、夜間、休日の受診者が、検査・診察までに長時間の待機を要することがあり、小児の方、高齢者の方、基礎疾患を有する方の診療が困難な状況が続いています。
 受診が可能な方は、平日の日中にお近くの診療・検査医療機関を受診していただくようお願いします。

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 コロナが疑われる方で119番通報を悩む場合は、通報の前に、まずは24時間対応の「受診・相談センター」に相談をお願いします。

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 ご自身が陽性となり、自宅療養する場合に備え、日頃から解熱剤や食料、日用品などの備蓄をお願いします。
 自宅療養中に症状が悪化した場合には、平日の日中は保健所に、休日・夜間は専用ダイヤルにまずはご連絡ください。
 また、保健所からSMS(ショートメッセージサービス)により、療養上の留意事項の連絡などが届いた場合、必ずメッセージを確認するようお願いします。

事業者への要請

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 事業者の皆さまには、従業員に対し、自宅などで療養を行う際の医療機関の診断書や、療養期間終了後の職場復帰のための陰性証明書などの提出を求めないようお願いします。

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 飲食店を含む事業者の皆さまは、改めて業種別ガイドラインを確認し、その遵守をお願いします。
 特に換気については、エアロゾル感染を防ぐため、エアコンの使用時も定期的に窓を開けるなど、その徹底をお願いします。

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 祭り、コンサートなどのイベントの主催者は、規模・内容に応じて「感染防止安全計画」または「感染防止策チェックリスト」を作成し、換気の徹底や来場者の密集回避などの感染防止対策の着実な実行をお願いします。

最後に

 今般、「福岡コロナ特別警報」から「福岡コロナ警報」に移行しますが、決して感染が収束したわけではありません。
 県民・事業者の皆さまには、気を緩めることなく、基本的な感染防止対策をこれまでと変わらず徹底していただくようよろしくお願いします。


福岡県における新型コロナウイルス感染症の患者の発生状況や県における取組については、「新型コロナウイルス感染症ポータルページ」をご覧ください。

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