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不安を抱える妊婦への新型コロナウイルス感染症検査について
新型コロナウイルス感染症の流行が続く中、妊婦の方は自身の健康のみならず、胎児への影響や出産後のことも懸念するなど、妊婦特有の不安を抱いて生活されています。
このため、新型コロナウイルス感染症の検査を希望される妊婦の方を対象に、分娩前のPCR等検査を実施します。
また、新型コロナウイルスの感染が確認された妊産婦の方については、退院後等に助産師や保健師等が訪問や電話等による寄り添い型の支援を行います。
里帰り出産などで県外の医療機関で検査し、費用を負担した場合はこちら
1 不安を抱える妊婦への新型コロナウイルス感染症検査について
(1)対象者
以下の全てに該当する妊婦のうち、検査を希望される方
- 福岡県内(北九州市、福岡市及び久留米市を除く)の産科医療機関で分娩予定である
- 概ね妊娠37週から38週(分娩予定日が概ね2週間以内)である
※ただし、早産リスク等がある場合はこの限りではない - 新型コロナウイルス感染症の感染を疑う症状がない
※発熱等の症状がある場合は、かかりつけ医等の地域で身近な医療機関に電話で相談してください。
発熱等の症状がある場合の相談・受診方法
(2)相談先・検査場所
かかりつけ産科医療機関等
※かかりつけの産科医療機関で検査を実施していない場合は、本県から他の産科医療機関をご紹介しますのでお問い合わせください。
問合せ先
福岡県新型コロナウイルス感染症事務局(企画第2班) 092-643-3624
(3)検査方法
唾液又は鼻から綿棒を入れて鼻の奥から採取した粘液の検査
(4)検査費用
無料(別途、診察料等の自己負担が発生する場合があります)
(5)検査回数
妊娠1回につき1回限り
(6)検査を受ける上での留意事項
- 検査の性質上、実際には感染しているのに結果が陰性になること(偽陰性)や、感染していないのに結果が陽性になること(偽陽性) があります。
(7)里帰り出産などで県外の医療機関で検査し、費用を自己負担した場合の助成(償還払い)について
福岡県内(北九州市、福岡市及び久留米市を除く)に住所のある方が、県外の里帰り先等で同様の検査を受け自ら検査費用を負担した場合には、その費用について9千円を上限に助成します。
対象期間:令和5年4月1日 から 9月30日 までに受検したもの
提出書類
・口座振込先情報が分かる資料(通帳の写し等)
・検査費用に係る領収書(原本)
※ 検査費用に係る領収書(原本)は、様式第4号 検査助成事業申請書の「検査に要した費用証明書欄」に記載のない場合のみ提出が必要です。
提出先
〒812-8577 福岡県福岡市博多区東公園7番7号
福岡県新型コロナウイルス感染症事務局 企画第2班
※審査及び支払いに時間を要しますので、受検後速やかにご提出願います。
(8)実施要綱及び様式
福岡県不安を抱える妊婦への分娩前新型コロナウイルス検査実施要網 [PDFファイル/159KB]
【様式第1号】検査申込書(妊婦の方・医療機関用) [Wordファイル/20KB]
【様式第2号】検査委託料請求書(医療機関用) [Wordファイル/19KB]
【様式第2号】検査受験者名簿(医療機関用) [Wordファイル/18KB]
【様式第4号】検査助成事業申請書(検査費用を自己負担した妊婦の方用)(PDF版) [PDFファイル/69KB]
【様式第4号】検査助成事業申請書(検査費用を自己負担した妊婦の方用)(EXCEL版) [Excelファイル/19KB]
(9)北九州市、福岡市、久留米市の実施する事業について
北九州市、福岡市、久留米市においても同様の事業を実施していますので、かかりつけの産科医療機関にご相談ください。
また、県外の自治体(都道府県、政令市、中核市等)においても、同様の事業を実施している場合があります。
各市の案内ページ
北九州市 新型コロナウイルス感染症に不安を抱える妊婦へのPCR検査
福岡市 妊婦への新型コロナウイルス感染症PCR検査の助成について
久留米市 新型コロナウイルス感染症に不安をかかえる妊婦の方の検査について
2 新型コロナウイルスに感染した妊産婦への寄り添い型支援について
(1)対象者
新型コロナウイルスの感染が認められ、福岡県内(北九州市、福岡市及び久留米市を除く)で療養し、相談支援を希望する妊産婦
(2)支援内容
県保健福祉(環境)事務所の助産師や保健師等が、定期的な訪問、電話等の方法で様々な不安や悩みを傾聴し、健康管理や育児に関する助言等を行います。
(3)連絡先
退院後に療養する地域を管轄する保健福祉(環境)事務所
※各保健福祉(環境)事務所の連絡先は、チラシ(2ページ目)をご覧ください。