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新型コロナウイルス感染症の10月以降の対応について
更新日:2023年9月29日更新
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通常医療との両立を更に強化し、重点的・集中的な支援により、冬の感染拡大に対応しつつ、通常の医療提供体制へ段階的な移行を進めます。
また、コロナ治療薬や入院医療費の自己負担分に係る公費支援については、患者の急激な負担増が生じないように配慮しつつ、見直しを行った上で継続します。
目次
1 医療提供体制
4 相談体制
5 ワクチン接種
6 参考(国通知)
1 医療提供体制
入院
- 病床確保の対象を重症・中等症Ⅱの患者に重点化するとともに補助区分、単価を見直した上で、3月末まで継続
- 医療機関の設備整備に対する補助について対象を見直した上で3月末まで継続
- 基幹病院の医療のひっ迫を防ぐため、軽症で転院可能な患者や療養終了後基礎疾患等で入院管理が必要な患者の転院を促進
- 入院調整困難時の保健所による調整支援を継続
外来
- 新たにコロナ患者に対応する外来対応医療機関(発熱外来)を拡充。医療機関リストの更新・公表を継続
- 医療機関の設備整備に対する補助について対象を見直した上で3月末まで継続
- 罹患後症状(後遺症)の診療が可能な医療機関リストの更新・公表を継続。後遺症相談について保健所で対応
2 医療費に対する公費支援
保険診療において、急激な負担増が生じないよう3月末までの取組を実施
- 入院医療費の公費負担は高額療養費の自己負担限度額からの減額幅を見直した上で3月末まで継続
- 治療薬(コロナ抗ウイルス薬)の公費負担は、一定の自己負担を求めた上で3月末まで継続
3 高齢者施設等に対する対応
移行期間中の感染拡大時に医療ひっ迫を避けるため、以下の取組を実施
- 感染が発生した高齢者施設等への感染症専門医等の派遣・指導を継続
- 高齢者施設等の従事者に対する週2回の集中的検査を3月末まで継続
- 施設内療養への補助は、対象、単価を見直した上で継続
高齢者施設等の職員を対象とした新型コロナ検査の実施について
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/koureisyashisetu-syokuin-corona-kensa2.html
4 相談体制
- 総合相談窓口における受診相談や医療機関の紹介、体調急変時の相談対応について、3月末まで継続
- 後遺症相談については保健所で対応
新型コロナウイルス感染症総合相談窓口
新型コロナウイルス感染症に関する健康相談等、そのほかお困りごとは、050-3665-8126(24時間対応)で対応しています。
新型コロナウイルス感染症後遺症診療相談について
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/covid19-ko-isyo.html
5 ワクチン接種
- 生後6か月以上の全ての方を対象に、XBB.1.5対応1価ワクチンを使用した自己負担なしでの接種を3月末まで継続
- 県の接種会場や相談窓口の設置など現在の取組を継続
新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種に関する情報
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/covid19-vaccine.html
7 参考(国通知)
新型コロナウイルス感染症の令和5年10月以降の医療提供体制の移行及び公費支援の具体的内容について(令和5年9月28日) [PDFファイル/843KB]