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【注意!】福岡県で梅毒感染者が急増中!(症状に関する写真の掲載がありますのでご注意ください)

更新日:2023年6月7日更新 印刷

 

梅毒の発生状況

 梅毒は、令和4年の全国の報告数が13,134件であり、福岡県の報告数は569件でした。令和5年では、全国で5,453件の報告(第20週まで)があり、福岡県で284件の報告(第21週まで)がありました。現在、全国的に梅毒の感染者が増加しており、福岡県でも令和4年の報告数が過去最高となりました。

 令和5年の福岡県の梅毒感染者数は昨年の同時期と比較すると、下記の表のとおり125人増加していることがわかります。

 

福岡県梅毒感染者の比較(第21週まで)
  令和4年 令和5年
 梅毒感染者数     159     284

 令和5年は、昨年同時期に比べて感染者が約1.8倍増加しています!

 

梅毒とは?

 性的接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)により、梅毒トレポネーマという病原体に感染することで発症する性感染症です。治療開始の遅れや治療せずに放置することで、脳や心臓に重大な合併症を起こす危険性があります。

 梅毒は早期の適切な抗菌薬治療で完治が可能です。

 梅毒は感染しても症状がでない人もいるため、検査を受けなければ感染したかどうかは分かりません。気になることがある場合は、検査を受けましょう。

 糸島保健福祉事務所では、梅毒やHIV/エイズの検査を実施しています。

 

 妊娠中に梅毒に感染すると

 妊娠中の梅毒感染は特に危険です。

 妊娠中に梅毒に感染すると、母親だけでなく胎盤を通じて胎児も感染し、死産、早産、新生児死亡、奇形が起こることがあります。

 

梅毒の症状・治療

症状

 感染後約3週間で、感染が起きた部位(性器、肛門、口など)にしこり、できもの、ただれができることがありますが、痛みがない場合が多いです。治療をしなくても症状は自然に軽快しますが、体内から病原体がいなくなったわけではなく、他人にうつす可能性もあります。

梅毒症状

(写真)唇にくぼみができている様子

出典:一般社団法人日本性感染症学会

 

 感染後3か月程度経過すると、手のひらや足の裏、全身に発疹ができます。発疹は治療しなくても数週間で消える場合もありますが、抗菌薬で治療しないしない限り、病原体は体内に残っており、梅毒が治ったわけではありません。

梅毒症状 腹部

(写真)全身に痛みもかゆみもない発疹が出ている様子

出典:一般社団法人日本性感染症学会

 

 感染後数年~数10年後に、心臓、血管、神経の異常が現れることがあり、場合によっては死に至ることもあります。

 

治療

 一般的には、外来で処方された抗菌薬の内服で治療します。医師が治療を終了とするまでは、処方された薬は確実に飲むことが大切です。

 

梅毒の検査

 一般的には、医師による診察と血液検査(抗体検査)により、梅毒に感染しているか判断されます。 

 糸島保健福祉事務所では、匿名/無料で梅毒やHIV/エイズなどの検査を実施しています。                                     

 詳細は下記リンク先をご確認ください。

 HIV/エイズ・梅毒・性感染症検査のお知らせ

 

令和4年度 リーフレット

梅毒チラシ(表)

梅毒チラシ

 

関連リンク

 梅毒(厚生労働省ホームページ)

 梅毒に関するQ&A(厚生労働省ホームページ)

 【注意!】梅毒の感染者が例年に比べとても増えています(福岡県ホームページ)

 

5.お問い合わせ先

糸島保健福祉事務所保健衛生課

電話番号:092-322-5579

Fax番号:092-322-9252

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