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お盆向けシンテッポウユリ順調に出荷
更新日:2021年8月11日更新
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JA筑前あさくら切花部会では、お盆向けのシンテッポウユリを生産しています。昨年、新規栽培希望者に向けた説明会を開催した結果、今まで花を生産したことがない2名が作付けを希望し、今年度は10名の生産者が28アール作付けしています。
新規生産者が栽培管理への理解をより深めるため、今年は定植前から講習会を開催し、定植準備が完了したほ場の状態を確認してもらいました。定植講習会では、実際に定植する際のポイントをベテラン生産者に説明してもらい、普及指導センターは生育初期の管理や防除方法を重点的に指導しました。その後も生育ステージに応じた現地講習会を開催し、ベテラン生産者との情報共有を図りました。その結果、新規生産者も、定植が遅れることなく、病害虫の被害も早めに抑えることができ、ベテラン生産者と同様に、7月下旬から出荷を開始することができました。初めて行う収穫・調製作業は、慣れていないため時間を要したとのことですが、新たな栽培の自信に繋がったとのことでした。
普及指導センターは今後もJA部会と連携しながら、新規生産者の増加に向けた取り組みや、栽培に関する支援を継続的に行います。