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JAファーム事業による被災者の営農再建を支援
更新日:2021年7月29日更新
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7月20日及び26日に、JA筑前あさくらが実施しているJAファーム事業のファームディレクター6名に対して、関係機関による面談会を開催しました。
JAファーム事業は、平成29年7月九州北部豪雨の被災農業者を対象に、当初2年間はJAが「ファームディレクター」として栽培管理を委嘱し、3年目からはディレクターに経営を移譲する仕組みです。この仕組みにより、ディレクターは技術を習得しながらスムーズにアスパラガス経営を開始することができます。
面談では、アスパラガス栽培に取り組んでみた感想や、現在不安に感じていること等について聞き取りを行いました。
ディレクター1年目の生産者からは、「新しい作物に取り組むのはとても新鮮。産地の複合経営モデルになれるよう頑張りたい。」といった意見が述べられました。また、ディレクター2年目の生産者からは、「周りの方々の支援のおかげで、何とか収穫できるまでたどり着けた。自分たちだけでは無理だった。JAファーム事業は新しく農業を始める人にとって、とても心強い仕組みだ。」といった意見が述べられました。
普及指導センターは、今後も関係機関と連携し、JAファーム事業を通じて被災者の営農再建を支援します。