本文
復旧農地の担い手を見つける
更新日:2021年6月28日更新
印刷
平成29 年7月九州北部豪雨で甚大な被害を受けた朝倉市内の河川流域では、区画整理
を伴った農地復旧工事が行われています。このような中、黒川地区においては、せっかく
農地が復旧しても、地権者の高齢化等により耕作することが難しいという声が聞かれて
いました。このため、普及指導センターでは農地中間管理事業を活用して、新たな耕作者
を見つけるための取り組みを関係機関と連携して進めています。
その一環として、6月23日、高木コミュニティセンターにおいて、耕作者を見つけて
ほしい農地の借受希望者説明会を行いました。初めての説明会となった今回は、高木地区
の住民等に対象を限定し、農地の場所や条件、借り受けるための手続きについて説明しま
した。
出席者からは、「借り受ける際の地代はいくらか」、「果樹を植える場合はどうなるの
か」といった質問や、「周囲と協調して耕作するため、地元に相談窓口が必要ではないか」、
「地図を見たが、区画整理で誰がどこを作ることになっているのか分からない」といった
意見も出されました。
今後は借受希望に基づき、関係機関で農地の貸付先(案)を作成する予定です。普及指
導センターは引き続き関係機関と連携し、復旧農地の担い手確保に取り組みます。