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カキ産地振興の起爆剤「秋王」の季節到来!
更新日:2020年10月22日更新
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JA筑前あさくら柿部会は、10月18日よりカキ「秋王」の集出荷を開始しました。「秋王」は福岡県が育成した新品種で、大果で食味が良く市場では高単価で取引されており、カキ産地振興の起爆剤として期待されています。
一方、「秋王」には結実安定や外観品質の向上など、栽培上の様々な課題があります。普及指導センターでは、関係機関と連携し、課題解決に向けた各種栽培試験、現地巡回、柿部会秋王研究会への支援を通じて、安定生産に向けた取り組みを行ってきました。
今年は新型コロナウイルスの影響で栽培管理講習会が中止になり、さらに7月には長雨、9月には相次いで台風が襲来するなど、カキ生産において大変厳しい栽培環境となりました。しかし、このような状況に負けず生産者のきめ細やかな栽培管理によって立派に生育した「秋王」が全国へ出荷され始めています。
今後も普及指導センターでは、カキの産地振興を目指して「秋王」の栽培支援を続けていきます。