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フルーツの里、朝倉地域に新たな品目が誕生
更新日:2020年11月10日更新
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朝倉地域では、多くのカキ生産者が「ブドウ」や「モモ」、「スモモ」、「イチジク」等を複合品目として導入し、多様な果樹経営が営まれています。
今回、11月4日にJA筑前あさくらにおいて、キウイフルーツが初収穫されました。これは、平成29年の九州北部豪雨で被災された果樹農家の経営改善を図るため、新たにキウイフルーツの生産振興に取り組んでおり、現在、生産者20名、栽培面積2.8ヘクタールが栽培され、本年、植栽から3年が経過した4園地で初結実・初出荷を迎えました。
生産者からは「収穫作業が非常に楽だ」、「果実も大きくなり良かった」といった意見も聞かれ、より一層キウイフルーツへの意欲が増したようです。
朝倉地域のキウイフルーツの生産振興は、かいよう病対策の徹底による安定生産とJA全農ふくれんVFセンターへの出荷による省力化をすすめています。次年度からも本年以上の収穫量や収穫園地が見込まれるため、さらなる支援が求められます。今後も普及指導センターでは、キウイフルーツの産地振興を通して、果樹農家の経営改善を支援して参ります。

