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自動体外式除細動機(AED)の普及について 「AEDを使用して救命された事例がありました」
更新日:2019年6月10日更新
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AEDの使用による救命事例
平成29年11月6日に糸島市内のゴルフ場で78歳の男性が心配停止状態となった時に、その場に居合わせた御夫婦が、男性の異変にいち早く気づき、ゴルフ場職員へ事故発生を知らせると同時に、迅速な胸骨圧迫を開始されました。ゴルフ場の職員5名が、消防署への通報とAEDによる電気ショック、胸骨圧迫を交代で行った結果、救急隊が到着した時には、心拍及び呼吸が確認されました。
市民が連携して救命手当てを行い救急隊へ引き継いだ結果、男性は救命され、後遺症もなく社会復帰をされました。
(糸島消防本部での表彰式の様子)
救命講習会の開催
平成16年7月1日から心停止者に対する救命率の向上を図るため、非医療従事者についてもAEDの使用が認められています。
当所では平成17年度から毎年、糸島市に居住又は勤務する介護施設・福祉施設職員を対象に講習会を開催し、AEDの普及啓発に努めています。
(昨年の様子)
*市民による心肺蘇生とAEDの利用により、生存率の向上が報告されています(総務省消防庁報道資料より)。
皆さんも、この機会にAEDについて考えてみませんか?