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「福岡県御笠川浄化センター消化ガス発電施設」の供用開始について-完成披露式を開催しました!
更新日:2023年4月28日更新
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「福岡県御笠川浄化センター消化ガス発電施設」完成披露式を開催しました!
令和5年4月26日(水)に福岡県御笠川浄化センターにおいて、「御笠川浄化センター消化ガス発電施設」完成披露式を開催しました。
御笠川浄化センター内に設けた本施設は、下水汚泥を処理する過程で発生する消化ガスを利用した民設民営による発電施設です。再生可能エネルギーである消化ガスを有効活用することで、温室効果ガスの削減にも貢献します。
完成披露式では、福岡県議会議員の皆様をはじめ、御笠川那珂川流域の関係市長の方々にご参加いただきました。
発電事業の概要
下水の処理過程で発生する消化ガスを有効活用するため、「月島アクアソリューション・ミカサ共同企業体」と令和4年4月に売買契約を締結し、同年6月より発電施設の建設に着手し、令和5年4月より発電を開始しました。
発電施設の管理運営は同企業体が行い、県から購入した消化ガスを利用して20年間発電を行います。
同事業における発電量は600万kWh/年であり、一般家庭2,000世帯の電気使用量に相当します。
県では、消化ガスの売却益は同浄化センターの維持管理費に充当してまいります。
項目 | 内容 |
---|---|
事業期間 | 令和5年4月から20年間 |
計画出力 | 1,980kW(ガスエンジン990kW×2台) |
年間予定発電量 | 約600万kWh(一般家庭2,000世帯分相当) |
式の様子
(写真)挨拶する生嶋副知事
(写真)起動式の様子
(写真)記念撮影の様子