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トルコギキョウ新規作付け者の安定出荷に向けて(南筑後普及指導センター現地情報No.23)

更新日:2024年10月17日更新 印刷

​-圃場準備・水管理・手入れのポイントについて学ぶ-

 

 JAみなみ筑後トルコギキョウ研究会に、今年新たに2名の新規作付者が加入しました。トルコギキョウは定植前の圃場準備や生育初期の水管理が非常に重要であることから、普及指導センターでは6月に講習会を開催し、定植前の水管理や、pF値を用いた土壌水分管理のポイントなどの説明を行いました。

 また、6月、8月には、先進地であるJAみい管内のトルコギキョウ生産者圃場を視察し、潅水資材の選定方法や潅水のポイントなどについて学びました。

 9月には、圃場巡回や芽整理講習会を3回実施し、上位規格である3枝3輪2蕾(側枝3本、各枝に1開花輪、2枝に1花蕾)に仕上げていく手入れ方法について説明し、10月は、収穫・調整・箱詰め方法に関する講習会を実施しました。各講習会で、実務を伴う作業内容については、先輩農家が新規作付け者に対して実演を行いました。

 既存の生産者や関係機関が一体となって支援したことで、10月5日に新規作付け者は無事初出荷を迎えることができました。

 普及指導センターでは、今後もトルコギキョウの新規作付け者の栽培技術や知識の早期習得に向けて支援していきます。

水管理などについての講義
先輩農家による芽整理指導

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