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JAみなみ筑後瀬高町セルリー部会研修会を開催(南筑後普及指導センター現地情報No.15)
更新日:2024年8月7日更新
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土づくりの基礎と病害虫対策を学ぶ
JAみなみ筑後瀬高町セルリー部会において、7月19日、病害虫防除対策及び土づくりについて研修会を開催し、生産者及び関係者約20名が参加しました。
研修会では、新規生産者も加わったことから、JA全農ふくれん土壌診断センター水田一枝博士から、基礎的な内容を含め、実演を交えた土づくりのポイント及び要素欠乏症等の生理障害発生メカニズムの説明を行いました。引き続き、菊原病害虫専門技術指導員から、現地で問題となっている萎黄病などの病害虫の生態や対策について説明を行いました。
普及センターからは、現在発生している生理障害を解決するため、本年度実施する調査について説明を行いました。
講義後の意見交換では、これまでの発生状況及び対応に係る質問に対し、各講師から全国的な情報やさらに詳しい説明がなされました。参加者からは、「萎黄病対策として、様々な土壌消毒方法の特性などを聞くことができてよかった」等の声が聞かれ、今後の安定生産につながるものと考えられました。
今後も、当センターは関係機関と連携し、部会の安定出荷への支援を継続していきます。