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南筑後地域新規就農者研修会を開催(南筑後普及指導センター現地情報No.13)
更新日:2024年8月9日更新
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複式簿記の基礎知識を学ぶ
7月31日、当センターにおいて、「南筑後地域新規就農者研修会」を開催しました。本研修会は新規就農者等の経営管理能力向上を図るため、農業経営の基本である複式簿記の基礎について、新規就農者及び次年度の就農予定者を対象に毎年開催しているものです。
研修会では、簿記を記帳することによって、財務諸表(貸借対照表や損益計算書)の作成だけでなく、経営状況を把握できることが適切な経営判断を行うことに繋がるなど、簿記の重要性について説明を行いました。また簿記の基本となる仕訳について説明を行った後に、各自演習を行いました。
次回は8月に、本研修会の対象者でパソコンでの簿記の記帳を考えている方等に向けて、ソリマチ(株)を講師に 招きパソコン簿記ソフトを使用した実践講座を開催する予定です。
初めて簿記に触れる参加者からは、「難しかった」との声も聞かれましたが、演習時には職員にわからない部分を相談しながら、仕訳について理解が深まった様子でした。
今後も、普及指導センターは、関係機関と連携して、新規就農者が将来の地域農業を支える担い手となれるように支援を継続していきます。