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なすの生産性の維持・向上に向けて(南筑後普及指導センター現地情報No.12)

更新日:2024年7月26日更新 印刷

ICT研修会でなすの土壌消毒方法と肥料試験結果を報告

普及指導センターは、JAみなみ筑後冬春なす部会ICT研究会を対象に、様々な研修会を実施しています。7月2日は、次作に向けて土壌病害の特性に合わせた土壌消毒方法や、肥料試験の中間報告、生産者からの優良事例を紹介する土づくり研修会を開催し、6名の生産者が参加しました。

土壌消毒では、普及指導センターから連作による土壌病害が発生する要因、土壌病害に対する各土壌消毒方法の特性とポイントについて説明しました。

肥料試験の中間報告では、なすの黄化葉の発生を抑えるための養分要求量に応じた適正施肥についての説明と、低コスト肥料の試験結果の報告を行いました。

優良事例紹介では、生産者1名が今作で取り組んだ病害対策とLAI(葉面積指数)や着果数といった生育調査データを発表し、意見交換を行いました。

参加した生産者からは、「カリ過剰の場合、次作はどのような対策が必要か」、「生育調査の値と発病リスク値について詳しく聞きたい」等、活発に意見交換が行われました。

 普及指導センターでは、今後も生産者のニーズが高い情報について速やかに共有し、ICT研究会の活動及びナスの収益性向上を支援します。

土壌病害の特性に合わせた土壌消毒についての研修
肥料試験結果の報告

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