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部分浅耕一工程播種の実演会を開催(南筑後普及指導センター現地情報No.9)

更新日:2024年7月18日更新 印刷

ー大豆の適期播種に向けてー

 南筑後普及指導センター管内は、県内の大豆作付面積の約 30%を占める産地です。しかし、近年、大豆の収量が低迷しており、その原因として播種の遅れや乾燥害が挙げられます。そこで、大豆の収量向上のため、適期播種や乾燥害軽減に有効な「部分浅耕(せんこう)一工程播種」の普及・拡大を進めています。

 その一環として、実演会をJA福岡大城と南筑後普及センター、久留米普及センターが連携して開催し、大川市・大木町・久留米市城島町の大豆生産者13名が参加しました。当日は降雨のため、ほ場での実演はできませんでしたが、「部分浅耕一工程播種」に用いる浅耕爪をセットしたロータリーを見ながら、本技術の効果や浅耕爪の配列の仕方、耕起深度・播種深度の調整方法を久留米普及センターから説明しました。説明後には、トラクタを囲んで熱心に質問する参加者の姿が見られました。

 また、本年からJA福岡大城管内の大豆は全て「ふくよかまる」に切り替わるため、安定した収量確保を目指し、あらためて適期播種や乾燥害対策、雑草対策等についても説明を行いました。

 普及指導センターは、これからも関係機関と連携しながら、大豆の収量向上による永続的な担い手の育成に取組んでいきます。

浅耕爪の配列について、資料と実物を見比べ説明

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