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ぶどうの「土づくり」講習会を開催
更新日:2024年10月31日更新
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健全な樹体づくり・安定生産を目指して
令和6年10月9日、久留米普及指導センターは、JAにじぶどう部会と連携して土づくり講習会を開催し、25名の生産者が参加しました。
今年は夏季の高温乾燥といった気象条件の厳しい中での生産となり、着色不良や日焼け果が多くみられました。樹勢低下や早期落葉等、猛暑による樹体の疲労も進んでおり、今後の安定生産のためには樹体の回復・強化につながる収穫後の「土づくり」が重要になります。
本講習会では、土づくりの基本となる土壌診断の推奨や、生理障害対策に関する説明のほか、掘削機を用いた部分深耕の実演も行いました。生産者からは、「使用する石灰資材はどのようなものが良いか」、「深耕の幅や深さはどのくらいが良いか」等多くの質問があり、土づくりに対する関心・意欲の高さがうかがえました。
普及指導センターは、今後も講習会や現場指導を通じて、高品質果実の安定生産に向けた支援を続けていきます。