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和牛改良講習会・現地検討会を開催
更新日:2024年8月27日更新
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県南地域の生産者組織の連携、深まる
久留米普及指導センターは、和牛経営の維持・発展を図るための改良講習会及び現地検討会を8月1日から2日に開催しました。県南地域の2組織を対象に南筑後普及指導センターと合同開催したもので、50名の参加者がありました。
前回の全国和牛能力共進会(以下、「全共」とする。)で北海道出品団のバックアップとして活躍された「一般社団法人ジェネティクス北海道」廣瀬先生を迎え、講習会では「(1)北海道における和牛改良の歩みについて」、「(2)令和4年全共出品を振り返って」と題して、鹿児島~北海道間の長距離輸送で大変だったこと等を説明いただきました。
現地検討会では、管内の和牛生産者2戸の特徴を活かした施設等飼養環境を視察しました。
参加した生産者からは「令和9年全共について、福岡も負けないぞと思いを新たにした」、「全共に向けた交配を検討するために良い時機の開催であった」、「日頃なかなか接する機会がない、異なる組織の生産者とも有益な話しができてよかった」、「また2組織合同で活動しよう」等の感想が聞かれました。
飼料価格高止まりや子牛価格の低迷等により非常に厳しい畜産情勢ですが、普及指導センターでは、生産基盤を盤石なものにするため、今後も時機を捉え、関係機関と連携し支援していきます。