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イノベーション研究会(中玉とまと班)を開催!
更新日:2022年11月25日更新
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~ハウス内環境測定により収益性の向上をめざす~
令和4年度のイノベーション研究会(中玉とまと班)(以下、研究会という)を11月1日に八女普及指導センターで開催し、環境測定機器を設置してハウス内環境測定に取組んでいる6名の中玉とまと生産者が参加しました。この研究会は、測定したハウス内環境測定データと生育データに基づき、栽培管理改善案の検討や研究会員相互の情報交換の場を提供することで研究会員の収益性向上を目指しています。
今回の研究会では、普及指導センターより「ハウス内気象環境測定のポイント」について、環境測定機器の効果的な利用方法や測定値を意識した栽培管理を説明しました。過去の測定値を参考にしながら、とまとの生育に最適なハウス内環境(気温、湿度、CO2濃度等)とするために、暖房機や自動換気装置の設定温度や炭酸ガス発生装置の開始時間など、どのような管理が必要かを紹介しました。
参加者からは環境測定機器の設置場所や設置方法、導入経費など、実際の使用場面での質問が多くあがり活発な研究会となりました。
八女普及指導センターは、当研究会の活発な活動を支援し、産地全体の収量・品質の向上を図っていきます。
