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No.25若手農業者がプロジェクト活動から得たこと
更新日:2023年1月10日更新
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あさくら地域4Hクラブ意見実績発表会の開催
朝倉市・筑前町の概ね30歳以下の若手農業者で構成するあさくら地域4Hクラブは、青年農業者としての資質向上を図ることを目的として、11月29日に意見実績発表会を開催しました。発表会には審査員として管内の指導農業士、女性農村アドバイザー、青年農業士が出席しました。
意見発表の部では、2名が自身の体験を通した農業に対する意識の変化や熱い思いを発表しました。実績発表の部では、4名のうち3名が共同プロジェクトのGAP活動について、1名が個人プロジェクトの大豆の施肥試験について発表しました。
審査の結果、意見発表の部では「自覚ある農業に向けて」と題して4Hクラブ活動を通じ、農業に対する姿勢が待ちから自ら考えるものへと変化したことを発表した平田憲司氏、実績発表の部では「GAPやってみた~農薬編~」と題して農薬保管庫の整理を通して作業性や在庫管理の視点が農業に重要であると気づき、取り組みを始めた和佐野菫氏が優秀賞に選ばれ、12月に開催された福岡県青年農業者会議の朝倉地域代表として出場しました。審査員からは「自分たちなりに考え実践したことが良かった」など評価をいただきました。クラブ員からも「活動を通して自己成長した」、「クラブ員同士の交流も深まった」などの声が聞かれました。
朝倉普及指導センターは、今後も4Hクラブ活動を通じ考えることのできる青年農業者の育成を支援していきます。

